(please) forgive

(あなたをのせたひこうきがあなたのいきたいばしょまで)

あなたを乗せた飛行機が　あなたの行きたい場所まで

(どうかあまりゆれないでぶじにつきますように)

どうかあまり揺れないで　無事に着きますように

(さいきんはべつにげんきじゃないそれがへいじょうでふまんもない)

最近は別に元気じゃない　それが平常で不満もない

(せいかつにへんかはもとめないげんじつとまんがはかさねない)

生活に変化は求めない　現実とマンガは重ねない

(いつまでつづけるのおわりがあるものなの)

いつまで続けるの　終わりがあるものなの

(あたまはずっといそがしく)

頭はずっと忙しく

(こころはずっともうずっと)

心はずっと　もうずっと

(たえまなくさけんでわたしをさけんで)

絶え間なく叫んで　私を叫んで

(たとえみみをふさいでもきこえてしまうんだ)

たとえ耳を塞いでも　聴こえてしまうんだ

(ただこわいだけなんだふじゆうじゃなくなるのが)

ただ怖いだけなんだ　不自由じゃなくなるのが

(まもられていたことをおもいしらされるのが)

守られていたことを　思い知らされるのが

(じぶんでえらんできたのにえらばされたとおもいたい)

自分で選んできたのに　選ばされたと思いたい

(いっぽもうごいちゃいないのにここがどこかさえあやしい)

一歩も動いちゃいないのに　ここがどこかさえ怪しい

(あなたをのせたひこうきがわたしのいけないばしょまで)

あなたを乗せた飛行機が　私の行けない場所まで

(せめてそらはなかないでやさしくはれますように)

せめて空は泣かないで　優しく晴れますように

(どこまでごまかすのだれにゆるされたいの)

どこまでごまかすの　誰に許されたいの

(あたまはきっとうそをつく)

頭はきっと嘘をつく

(こころはきっともうずっと)

心はきっと　もうずっと

(とおくをみていてちかくにみていて)

遠くを見ていて　近くに見ていて

(とじたまぶたのうらがわにうつしてしまうんだ)

閉じた瞼の裏側に　映してしまうんだ

(まだあこがれちゃうんだじゆうとたたかうひびを)

まだ憧れちゃうんだ　自由と戦う日々を

(しょうこりもなくなんどもえがいてしまうんだ)

性懲りもなく何度も　描いてしまうんだ

(もとめないかさねないのぞまないはずがない)

求めない　重ねない　望まない　筈がない

(ざんこくなほどじゆうだにげようのないじじつなんだ)

残酷なほど自由だ　逃げようのない事実なんだ

(ふるえるてでそのあしですべてをきめるんだ)

震える手でその足で　全てを決めるんだ

(たえまなくさけんであなたをみていて)

絶え間なく叫んで　あなたを見ていて

(それをつづけたこころであなたはえらんだんだ)

それを続けた心で　あなたは選んだんだ

(あなたをのせたひこうきがわたしのいきたいばしょまで)

あなたを乗せた飛行機が　私の行きたい場所まで