真夜中のラナウェイ

(しずまりかえった　たわーまんしょんの　わきのぷろむなーど　わがものがおでかけぬける)

静まり返った タワーマンションの 脇のプロムナード 我が物顔で駆け抜ける

(ごぜん０じはん　いやふぉんからながれる　よつうちのびーとにあわせて)

午前0時半 イヤフォンから流れる 四つ打ちのビートに合わせて

(きんとうにきざむあしおとが　よるにとけていくのさ　やみにそびえたつ　せんろのこうかと)

均等に刻む足音が 夜に溶けていくのさ 闇にそびえ立つ 線路の高架と

(ゆれるがいろじゅのかげ　こんびににむらがるわかものは　どこにむかうんだろう？)

揺れる街路樹の影 コンビニに群がる若者は どこに向かうんだろう？

(さんぎょうどうろのこうさてん　あかしんごうにかわったら　たちどまらずにしんろをかえていくのさ)

産業道路の交差点 赤信号に変わったら 立ち止まらずに進路を変えていくのさ

(がいとうのｌｅｄらいとじゃ　おれのゆくさきはてらせない　ｒｕｎａｗａｙ　よるを)

街灯のLEDライトじゃ 俺の行く先は照らせない RUNAWAY 夜を

(きりさいて　ｒｕｎａｗａｙ　じぶんしんじて　ｒｕｎａｗａｙ　きょうももがいて)

切り裂いて RUNAWAY 自分信じて RUNAWAY 今日ももがいて

(みたされないげんじつからのらなうぇい　いとしいかぞくも　むかしのなかまも　そらにたびだった)

満たされない現実からのラナウェイ 愛しい家族も 昔の仲間も 空に旅立った

(あしたせかいがおわって　しんでしまうかもしれない　だからいのちをもやして)

明日世界が終わって 死んでしまうかもしれない だから命を燃やして

(いまをいきいそぐのさ　そばにいてくれるひとたちを　あいしていくのさ　とおいそらの)

今を生き急ぐのさ 傍にいてくれる人達を 愛していくのさ 遠い空の

(むーんらいとが　こころのやみまでうつしだす　ｒｕｎａｗａｙ　よるをきりさいて)

ムーンライトが 心の闇まで映し出す RUNAWAY 夜を切り裂いて

(ｒｕｎａｗａｙ　あせをながして　ｒｕｎａｗａｙ　あすをゆめみて　かわれない)

RUNAWAY 汗を流して RUNAWAY 明日を夢見て 変われない

(じぶんじしんからのらなうぇい　ｒｕｎ　ｒｕｎ　ｒｕｎ　ｒｕｎａｗａｙ)

自分自身からのラナウェイ RUN RUN RUN RUNAWAY

(ｒｕｎ　ｒｕｎ　ｒｕｎ　ｒｕｎａｗａｙ　ｒｕｎ　ｒｕｎ　ｒｕｎ)

RUN RUN RUN RUNAWAY RUN RUN RUN

(ｒｕｎａｗａｙ　ｒｕｎ　ｒｕｎ　ｒｕｎ　ｒｕｎａｗａｙ)

RUNAWAY RUN RUN RUN RUNAWAY

(いつになれば　ねがうばしょに　たどりつけるの？　どこにいけば　おれのこころ)

いつになれば 願う場所に 辿りつけるの？ どこに行けば 俺の心

(みたされるのか？　きのうまでの　じぶんじしんからの　らなうぇい)

満たされるのか？ 昨日までの 自分自身からの ラナウェイ