ゆめなのであれば

(ほんとうはずっとわたしも)

本当はずっと私も

(あなたのことがだいすきなの)

あなたの事が大好きなの

(きみがだきついてきたとこで)

君が抱きついてきたとこで

(あぁこれゆめだなってきづいた)

あぁこれ夢だなって気づいた

(よくみたられきだいのともだちそうしゅつえん)

よく見たら歴代の友達総出演

(しょくばのひとたちも)

職場の人たちも

(なのにぶたいはきょうしつなのね)

なのに舞台は教室なのね

(うみへとつづくさかみちをきみとてをつないで)

海へと続く坂道を君と手を繋いで

(そんなかおでわらうのか)

そんな顔で笑うのか

(みたこともないくせにおそろしいさいのうだな)

見た事もないくせに恐ろしい才能だな

(このままてをはなさなければ)

このまま手を離さなければ

(さめないですむのかな)

覚めないで済むのかな

(そしてきみとゆめのなかああむねさわりたい)

そして君と夢の中嗚呼胸触りたい

(かんがえてみればうちのきんじょにうみなんてないので)

考えてみればうちの近所に海なんてないので

(それにさかみちをのぼったのに)

それに坂道を登ったのに

(うみってもうぶつりてきにふぁんたじー)

海ってもう物理的にファンタジー

(どうせこれはげんじつではないわけですから)

どうせこれは現実ではないわけですから

(あんなことやこんなことをしても？あれうごけない)

あんな事やこんな事をしても？あれ動けない

(つきへとつづくさかみちをきみとてをつないで)

月へと続く坂道を君と手を繋いで

(やっぱりやわらかいんですね)

やっぱり柔らかいんですね

(さわったことないのにすさまじいさいのうだな)

触ったことないのに凄まじい才能だな

(このままてをはなさなければ)

このまま手を離さなければ

(さめないですむのかな)

覚めないで済むのかな

(そしてきみとゆめのなかああせめてきすだけでも)

そして君と夢の中嗚呼せめてキスだけでも

(ぼくののぞんでいたとおりにうごいてしゃべって)

僕の望んでいた通りに動いて喋って

(でもこころをもたないきみだっていとおしい)

でも心を持たない君だって愛おしい

(こまったものだ)

困ったものだ

(そのうちあさがきてきみをつれさってしまうけど)

そのうち朝が来て君を連れ去ってしまうけど

(めがさめればもうぜんぶ)

目が覚めればもう全部

(なくしてわすれてきえてしまうそのまえに)

失くして忘れて消えてしまうその前に

(そうげんにつづくさかみちをきみとてをつないで)

草原に続く坂道を君と手を繋いで

(そんなこえでうたうんだね)

そんな声で歌うんだね

(きいたことないくせにまさにしんこっちょうだな)

聴いたことないくせにまさに真骨頂だな

(このままてをはなさなければ)

このまま手を離さなければ

(ここにいてくれるかい)

ここにいてくれるかい

(そしてきみとゆめのなかああむねさわりたい)

そして君と夢の中嗚呼胸触りたい