そぐわな

(かわったのはわたしなのかだれかにかたをおされて)

変わったのはわたしなのか　誰かに肩を押されて

(よろめきつついきてはゆらりゆらりおちています)

よろめきつつ生きては　ゆらり、ユラリ堕ちています

(くさりきったほんじつにはくさりきってしまったむかしがふずいしています)

腐りきった本日には　鎖切ってしまった 昔が付随しています

(わたしわたしはなんなんだ)

わたし、ワタシは何なんだ

(しあわせばなしはしないでわたしだってひつようねそうでしょ)

幸せ話はしないで　わたしだって必要 ね、そうでしょ

(っていえないようなこうげんかなしんでおいでよなんてぼやくから)

って癒えないような公言　悲しんでおいでよ なんてぼやくから

(しんぱいなんかむだにみじめにしちゃったりしてんだ)

心配なんか無駄に惨め　にしちゃったりしてんだ

(わかってるさもうこのせかいではわたしはもんすたーそれがどうした)

わかってるさ　もう この世界ではわたしは怪物　それがどうした

(げんじつにはいたくないななにもせずねむらせて)

現実にはいたくないな　何もせず眠らせて

(てんじょうだけみてはのらりくらりですごしています)

天井だけ見ては　のらりクラリで過ごしています

(とくべつとかかわいそうがひとごとだとやくして)

特別とか可哀想が　「他人事だ」と訳して

(にがみとしてのこりますわたしわたしはなんでいるの)

苦味として残ります　わたし、ワタシはなんでいるの

(やさしくなんかはしないでかのうしてくばかりなんだよそういうの)

優しくなんかはしないで　化膿してくばかりなんだよ、そういうの

(とかなげいてるのもいやだじぶんをきらいになってしまうから)

とか嘆いてるのも嫌だ　自分を嫌いになってしまうから

(もどりたくてもどれないねっておちこんでいるんだ)

戻りたくて戻れないね　って落ち込んでいるんだ

(わかってるさもうこのせかいではわたしはもんすたーそれもどうした)

わかってるさ　もう この世界ではわたしは残物　それもどうした

(それがどうした)

それがどうした

(もうどうしてもさいぞんをしてたの)

（もう どうしてもさ）依存をしてたの

(もうどうしてもさうそにきこえてしまうの)

（もう どうしてもさ）嘘に聞こえてしまうの

(もうどうしてもさあたりまえがあるの)

（もう どうしてもさ ）「当たり前」があるの

(こんなせかいそぐわないから)

こんな世界 そぐわないから

(もうどうしてさわたしをうんだの)

（もう どうしてさ）わたしを産んだの

(もうどうしてさひがいしゃづらしてるの)

（もう どうしてさ）被害者ヅラしてるの

(もうどうしてさなにもかもないの)

（もう どうしてさ）何もかもないの

(こんなわたしそぐわないから)

こんなわたし そぐわないから

(しあわせばなしはしないでわたしだってひつようねそうでしょ)

幸せ話はしないで　わたしだって必要 ね、そうでしょ

(ってひていがほしくないだけおなじちはかんたんにきらえないから)

って否定がほしくないだけ　同じ血は簡単に嫌えないから

(かわりたくてかわらないねってなにもしらないな)

「変わりたくて変わらないね」　って何も知らないな

(かってだなもうこのせかいでりふじんなもんすたーそんなわたしは)

勝手だな　もう この世界で理負人な怪物　そんな私は、

(あああうあうああああうああ)

あ あ あ う あ う あ　あ あ あ う あ 、ア