谺、碧海、那由多を見定むアグラフォノスの詩篇
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歌詞(問題文)
(ひらかれしはおとぎばなし)
開かれしは 御伽話
(たびだちをばかなめはつぐ)
旅立ちをば 奏姫(かなめ)は告ぐ
(はるかとおくわたのはらに)
遥か遠く 大海原(わたのはら)に
(わらべはなにおもう)
童子(わらべ)は何想ふ
(はじまりしはときのさだめ)
始まりしは 刻(とき)の運命(さだめ)
(いくおくねんのいんがをこえ)
幾億年の 因果を超へ
(けいがんにみゆうばたまにぞ)
炯眼(けいがん)に見ゆ 烏羽玉(うばだま)にぞ
(ものがたりはひらく)
物語は開く
(いてぃあねぬいせねすぃあろねいんねえすすぃえのら)
イティア ネヌイ セネスィア ロネイン ネエス スィエノラ
(えねいんろらてぬぁしえ)
エネイン ロラ テヌァシエ
(ひびけひびけひびけ)
響け 響け 響け
(いてぃあてすえてぬえりあろねいんらろわんけいでぃあ)
イティア テスエ テヌエリア ロネイン ラロ ワンケイディア
(えねいんねすぃあこなしえ)
エネイン ネスィア コナシエ
(ひびけひびけひびけ)
響け 響け 響け
(ふかきちんじゅのもりにおとずれたえとらんじぇ)
深き鎮守の杜に訪れたエトランジェ。
(おさなきふうぼうにささやくそのしょうとうはうたひめのごとし)
幼き風貌に囁くその松濤は歌姫の如し。
(ひょうびょうたるだいちをもゆるがすてんよのほうこうは)
縹渺たる大地をも揺るがす天与の咆哮は
(そうきゅうをはいせいめいのいぶきをとどろかせた)
蒼穹を這い、生命の息吹を轟かせた。
(あぐらふぉのすはうたう)
アグラフォノスは詠う。
(きなしたとがにこだまはまい)
着做した咎に谺は舞い、
(かがようしろからすは)
赫う白鴉は
(へきかいをばくしんし)
碧海を驀進し、
(なゆたなるしへんをみさだめる)
那由多成る詩篇を見定める。
(かのうせかいにとかれたくろにくるがいままくをあけた)
可能世界に解かれたクロニクルが今、幕を開けた。
(とざされしはおおまがとき)
閉ざされしは 大禍時(おおまがとき)
(ひるがえせばうきよはゆめ)
翻せば 浮世は夢
(くさきねむるうしみつどき)
草木眠る 丑三つ時
(わらべはなにをしる)
童子(わらべ)は何を知る
(つむがれしはちかいのうた)
紡がれしは 誓いの詩(うた)
(すくむししをかぜはかける)
竦(すく)む四肢を 風は翔ける
(ゆくものへとささげられし)
逝者(ゆくもの)へと 捧げられし
(ものがたりのしらべ)
物語の調べ
(いてぃあねぬいせぬえすぃあろねいんねえすすぃえのら)
イティア ネヌイ セヌエスィア ロネイン ネエス スィエノラ
(えねいんろらてぬぁしえ)
エネイン ロラ テヌァシエ
(ひびけひびけひびけ)
響け 響け 響け
(いてぃあてすえてぬえりあろねいんらろわんけいでぃあ)
イティア テスエ テヌエリア ロネイン ラロ ワンケイディア
(えねいんねすぃあこなしえ)
エネイン ネスィア コナシエ
(ひびけひびけひびけ)
響け 響け 響け