クロニクル

(えいががさいたってえいえんにはみたない)

栄華が咲いたって永遠には満たない

(ししにからみつくさだめににたあやつりいと)

四肢に絡みつく運命に似たあやつり糸

(それでもあいしたそれでももとめていた)

それでも愛した　それでも求めていた

(あいまいにくずれたじかんじく)

曖昧に崩れた時間軸

(りょうのてにのるせかいが)

両の手に　乗る世界が

(たとえわずかだけでもまもれるのなら)

たとえ僅かだけでも守れるのなら

(くろにくる)

クロニクル

(ひかりもかげもきりさいてこのてをのばした)

光も影も切り裂いてこの手を伸ばした

(とうげんきょうははるかとおくきりにじのよう)

桃源郷は遥か遠く霧虹のよう

(いつかたどりつくさきのゆめをみるなら)

いつか辿り着く先の夢を見るなら

(ひかりもかげもきりさいて)

光も影も切り裂いて

(ありのままのくろにくる)

ありのままのクロニクル

(えいよをしったってゆうきゅうにとどかない)

栄誉を知ったって悠久に届かない

(のうりにへばりつくりんねにもにたそのおもかげ)

脳裏にへばりつく輪廻にも似たその面影

(それでもさがしたそれでもこがれていた)

それでも探した　それでも焦がれていた

(えいきゅうにくちないせかいせんを)

永久に朽ちない世界線を

(りょうのめでみたみらいが)

両の目で　見た未来が

(たとえすなにたつろうかくだとしても)

たとえ砂に立つ楼閣だとしても

(くろにくる)

クロニクル

(ひかりもかげもとびこえてこのてにやどした)

光も影も飛び越えてこの手に宿した

(せつぼうだけがいまもつよくにちりんのよう)

切望だけが今も強く日輪のよう

(いつかたどりつくはてでときはなたれる)

いつか辿り着く果てで解き放たれる

(ひかりもかげもとびこえて)

光も影も飛び越えて

(きざまれていくくろにくる)

刻まれていくクロニクル

(いまただひずむそら)

今（ただ）歪む（空）

(うずまくせつなをなにでぬぐえばいいの)

渦巻く刹那を　何で拭えばいいの

(くろにくる)

クロニクル

(ひかりもかげもきりさいてこのてをのばした)

光も影も切り裂いてこの手を伸ばした

(とうげんきょうははるかとおくきりにじのよう)

桃源郷は遥か遠く霧虹のよう

(いつかたどりつくさきのゆめをみるなら)

いつか辿り着く先の夢を見るなら

(ひかりもかげもきりさいて)

光も影も切り裂いて

(ありのままのくろにくる)

ありのままのクロニクル

(きざまれていくくろにくる)

刻まれていくクロニクル