波に木/上野大樹
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歌詞(問題文)
(ゆめがさめてはるがすぎてうそみたいにしずかになる)
夢が覚めて春が過ぎて嘘みたいに静かになる
(べらんだからのぞいているいまをおよぐなにもかんがえずに)
ベランダから覗いている 今を泳ぐ何も考えずに
(みずをはねてなみをさけてひかりのなかいきをとめた)
水を跳ねて波を避けて光の中息を止めた
(とまったままうごけないや)
止まったまま動けないや
(わすれたくないようなよるもきみにしかいえないよわさも)
忘れたくないような夜も君にしか言えない弱さも
(とびこえたいきょりもじかんもあいされたいこころもからだも)
飛び越えたい距離も時間も愛されたい心も体も
(あさになればきえてくきえてくけど)
朝になれば消えてく消えてくけど
(かわりばえのないようなことに)
代わり映えのないようなことに
(いらだちをおぼえてしまった)
苛立ちを覚えてしまった
(かけがえのないようなひびのすべてを)
かけがえのないような日々の全てを
(おもいではおもいでだもどれないもう)
思い出は思い出だ戻れないもう
(まちがさめてうごきだしたおくれないようにいそいでいた)
街が醒めて動き出した遅れないように急いでいた
(どんなときもじかんがほらつれてくれるずっとむかうさきに)
どんな時も時間がほら連れてくれるずっと向かう先に
(じかんにとけたうつくしいひびはすこしずつ)
時間に溶けた美しい日々は少しずつ
(じぶんをらくにしてくれたけれどほんとうにこれでよかったのかな)
自分を楽にしてくれたけれど本当にこれで良かったのかな
(わすれるよりもっとちがうかたちでのりこえたかった)
忘れるよりもっと違う形で乗り越えたかった
(わすれたくないようなよるもきみにしかいえないよわさも)
忘れたくないような夜も君にしか言えない弱さも
(とびこえたいきょりもじかんもあいされたいこころもからだも)
飛び越えたい距離も時間も愛されたい心も体も
(きみのたいおんでとけたぼくのこころはもうきっと)
君の体温で溶けた僕の心はもうきっと
(もとどおりにはならないからもう)
元通りにはならないからもう