君なんかいらない

(さよならきみがつぶやいていえずじまいだよどうして)

“さよなら”君が呟いて　言えずじまいだよ”どうして？”

(わたしだけなみだこらえてばれないようにうなずいて)

私だけ涙こらえて　バレないように頷いて

(おもいをつげたのはきみでわかれをつげたのもきみで)

想いを告げたのは君で　別れを告げたのも君で

(わたしはただふりまわされてなにもないせいかつにもどるの)

私はただ振り回されて　何もない生活に戻るの

(わたしがあわせてたきみとのわらうたいみんぐも)

私が合わせてた　君との笑うタイミングも

(きっとべつのひとじゃしっくりこなくていつかきがつくひがくるとおもうから)

きっと別の人じゃしっくりこなくて　いつか気が付く日が来ると思うから

(きみなんかいらないしらないわすれてしまえばみえない)

君なんかいらない　知らない。忘れてしまえば見えない

(だからやさしくされてもふりむかないんだからね)

だから、優しくされても　　振り向かないんだからね

(わたしはきめたからね)

私は決めたからね

(きみなんかいらないきえないほんとはすこしも)

君なんかいらない　消えない。ほんとは少しも

(いえないせめてきょうくらいきみでみたさないと)

癒えない。せめて　今日くらい君で満たさないと

(からっぽなよるをうめられないから)

空っぽな夜を 埋められないから

(くだらないひびもかわらないきみも)

”くだらない日々”も　”変わらない君”も

(あいしあういみもきょうでおわりで)

”愛しあう意味”も　今日で終わりで

(ふたりでとったしゃしんもぜんぶひとつものこさずなくしてしまうの)

ふたりで撮った写真も全部　ひとつも残さず無くしてしまうの

(きみがかたってくれたわたしへのあいのやくそくも)

君が語ってくれた　私への愛の約束も

(きっとべつのひとじゃしっくりこなくていつかおもいだすひがくるとおもうの)

きっと別の人じゃしっくりこなくて　いつか思い出す日が来ると思うの

(だからきみなんかいらないあいまいじつはすこしだけ)

だから　君なんかいらない曖昧。　実は少しだけ

(ふれたいだけどいつのひかきみをわすれないと)

触れたい。だけど　いつの日か君を忘れないと

(こころがだんだんとよごれちゃうから)

心がだんだんと 汚れちゃうから

(こきゅうよりもとうぜんでじぶんよりもたいせつで)

呼吸よりも当然で　自分よりも大切で

(どんなはなよりもきれいでなのにそこにもういなくて)

どんな花よりも綺麗で　なのにそこにもういなくて

(きみなんかいらないしらないわすれてしまえばみえない)

君なんかいらない　知らない。忘れてしまえば見えない

(だからやさしくされてもふりむかないんだからね)

だから、優しくされても　振り向かないんだからね

(わたしはきめたからね )

私は決めたからね

(きみなんかいらないきえないほんとはすこしも)

君なんかいらない　消えない。ほんとは少しも

(いえないせめてきょうくらいきみをうたわせてよ)

癒えない。せめて　今日くらい君を歌わせてよ

(いつかさよならだけをこうかいしてね)

いつか”さよなら”だけを後悔してね