OKKAKE

(「だいじなおしらせ」にまた)

「大事なお知らせ」にまた

(だいじにされなかった)

大事にされなかった

(しんじてたのにあなたのこと)

信じてたのにあなたのこと

(あなたたちのおんがくはらだつなあ)

あなた達の音楽　腹立つなあ

(「ばんどはね、いきものだから」)

「バンドはね、生き物だから」

(とか、わかってんだってそんなこと)

とか、わかってんだってそんなこと

(みせてくれたなさけないいきざまは)

魅せてくれた情けない生き様は

(やきついてはなれないや)

焼き付いて離れないや

(ずっとうたっていてくれよな？)

ずっと歌っていてくれよな？

(うれそうにないおんていで)

売れそうにない音程で

(ずっとふたりのきょりはうまんないよ)

ずっと二人の距離はうまんないよ

(ってわらっておしえて)

って笑っておしえて

(まっていてあげるいっしょうね、)

待っていてあげる一生ね、

(ごめんすごいすき)

ごめん凄い好き

(「ああ、あいつらね、さんねんくらいまえに)

「ああ、アイツらね、三年くらい前に

(ちょっときてたかんじの」)

ちょっとキテた感じの」

(でたでたでたでたよ)

出た出た出た出たよ

(だまってだっせぇきょくばっかきいてろよな)

黙ってダッセぇ曲ばっか聴いてろよな

(ずっとうたっていてあげるね)

ずっと歌っていてあげるね

(はやらなかっためいきょくを)

流行らなかった名曲を

(つぶされそうなよるにだけは)

潰されそうな夜にだけは

(どうしたってあいたくなるもんで)

どうしたって逢いたくなるもんで

(よっていてそのさいのうに、くさいせりふに)

酔っていてその才能に、クサい台詞に

(かわってしまうなよ)

変わってしまうなよ

(かばってしまうかよわさとまじめさ)

かばって仕舞うか弱さと真面目さ

(かなわぬやさしさ、うそくさいてれわらい)

叶わぬ優しさ、嘘くさい照れ笑い

(まだなりつづける、あたしのせいしゅんが)

まだ鳴り続ける、あたしの青春が

(ぶっとばしてからしてくれ！)

ぶっ飛ばして枯らしてくれ！

(ずっとうたっていてくれよな？)

ずっと歌っていてくれよな？

(うれそうにないおんていで)

売れそうにない音程で

(ぐっときたあのしゅんかんから)

グッと来たあの瞬間から

(せいぎなんですえいきゅうに)

正義なんです永久に

(だからうたっていてあげるいっしょうね、)

だから歌っていてあげる一生ね、

(まだはやらないめいきょくを)

まだ流行らない名曲を

(さけんでいる)

叫んでいる