突撃前夜のダンス

(ぼくらずっとくすぶってたんだ)

僕らずっとくすぶってたんだ

(きみがやっとみつけてくれたんだ)

君がやっと見つけてくれたんだ

(だからこんやここでおどろうか)

だから今夜ここで踊ろうか

(わすれられないだんすを)

忘れられないダンスを！

(なつのゆうぐれのあのにおいは)

夏の夕暮れのあの匂いは

(ぼくをなんだかどきどきさせた)

僕をなんだかドキドキさせた

(きっとなにかがはじまりそうで)

きっと何かが始まりそうで

(なんとなくそとにでたくなって)

なんとなく外に出たくなって

(ひとりでにげてきたあのばしょは)

一人で逃げてきたあの場所は

(ぜったいもどるわけにいかない)

絶対戻るわけにいかない

(ひとりでにげてきたあのばしょは)

一人で逃げてきたあの場所は

(ぜったいもどるわけにいかない)

絶対戻るわけにいかない！

(あらしがすぎるまで)

嵐が過ぎるまで

(ここはぼくらのせかいなんだ)

ここは僕らの世界なんだ

(あしたをこわすだんすさ)

明日を壊すダンスさ

(おいでよ)

おいでよ

(おどろうこのほしをゆさぶるんだ)

踊ろう！この星を揺さぶるんだ

(ぼくらきっとせかいにみせるのさ)

僕らきっと世界に見せるのさ

(ひとりぼっちがかんじるいたみ)

ひとりぼっちが感じる痛み

(そのなかねむるばくだんを)

その中眠る爆弾を！

(きみはいつまでだまってるんだ)

君はいつまで黙ってるんだ！

(ぼくらもっときせきをつみあげる)

僕らもっと奇蹟を積み上げる

(いまこそそのてにもばくだんを)

今こそその手にも爆弾を

(いましかいえぬことばを)

今しか言えぬ言葉を！

(なみだがほんとにかれるならば)

涙が本当に枯れるならば

(こんなにらくなことはないのに)

こんなに楽なことはないのに

(ぼくだってあのどぶねずみみたく)

僕だってあのドブネズミみたく

(うつくしくなってみたかった)

美しくなってみたかった

(そんなふうにふさぎこんでいた)

そんな風に塞ぎ込んでいた

(しらないうちばくだんはできた)

知らないうち爆弾はできた

(こいつをどこにたたきつけるか)

こいつをどこに叩きつけるか

(かかえたままじばくするか)

抱えたまま自爆するか？

(おどろうこのほしをゆさぶるんだ)

踊ろう！この星を揺さぶるんだ

(ぼくらきっとせかいにみせるのさ)

僕らきっと世界に見せるのさ

(あのときあなたがくれたうたを)

あの時あなたがくれた歌を

(そのうたがくれたこいを)

その歌がくれた恋を！

(ぼくはいままでだまってたんだ)

僕は今まで黙ってたんだ

(ずっとあなたしかみえてなかった)

ずっとあなたしか見えてなかった

(いまこそこのうでにはなたばを)

今こそこの腕に花束を

(いまならいえることばを)

今なら言える言葉を

(いいかいさいしょがかんじんなんだ)

いいかい最初が肝心なんだ

(ぼくらきっとせかいをかけるのさ)

僕らきっと世界を駆けるのさ

(よろこびもかなしみもいかりも)

喜びも悲しみも怒りも

(ふあんもあいもつめこんで)

不安も愛も詰め込んで

(ぼくもいままでだまってたんだ)

僕も今まで黙ってたんだ

(ずっとこわがってにげていたんだ)

ずっと怖がって逃げていたんだ

(ゆうきをくれたのはきみなんだ)

勇気をくれたのは君なんだ

(だからぼくらとおどろう)

だから僕らと踊ろう！

(きょうはぼくらのとつげきぜんや)

今日は僕らの突撃前夜

(おどろうこのほしをゆさぶるんだ)

踊ろう！この星を揺さぶるんだ

(ぼくらきっとせかいにみせるのさ)

僕らきっと世界に見せるのさ

(ひとりぼっちがかんじるいたみ)

ひとりぼっちが感じる痛み

(そのなかねむるばくだんを)

その中眠る爆弾を！

(きみはいつまでだまってるんだ)

君はいつまで黙ってるんだ！

(ぼくらもっときせきをつみあげる)

僕らもっと奇蹟を積み上げる

(いまこそそのてにもばくだんを)

今こそその手にも爆弾を

(いましかいえぬことばを)

今しか言えぬ言葉を