インナーダーク

(ぼくらにゆるされたゆめのかずにはかぎりがあって)

僕らに許された夢の数には限りがあって

(またひとつだけのこされたいすをとりあうだけのおしごと)

また一つだけ残された椅子を取り合うだけのお仕事

(そのてんからたらされたくものいとをたどるようなじんせい)

その天から垂らされた蜘蛛の糸を辿るような人生

(またひとりずつおとされたほんとうにおわりなんてあるのでしょうか)

また一人ずつ落とされた 本当に終わりなんてあるのでしょうか

(ゆめみてるだけましじゃんなんてなまえもしらないこどもたちが)

夢見てるだけマシじゃんなんて 名前も知らない子供たちが

(こきゅうもできないままにしんだたにんごとだけど)

呼吸も出来ないままに死んだ 他人事だけど

(いつだってじだいのせいにしてほんとうはじぶんのせいですか)

いつだって時代のせいにして 本当は自分のせいですか

(わすれられないよるになる)

忘れられない夜になる

(ひとのまねばかりしていちやくゆうめいになったって)

人の真似ばかりして 一躍有名になったって

(それでみたされようなんてむりむり)

それで満たされようなんて無理無理

(ふあんはかいならしていけゆううつはぶっとばしていけ)

不安は飼い慣らしていけ 憂鬱はぶっ飛ばしていけ

(じごくいきのばすゆりゆられ)

地獄行きのバスゆりゆられ

(ひとをけおとしたってほんものはじぶんのてにしたい)

人を蹴落としたって 本物は自分の手にしたい

(わすれられないよるになる)

忘れられない夜になる

(つぎのえきまではしらなくちゃかおもしらないおとなたちが)

次の駅まで走らなくちゃ 顔も知らない大人たちが

(じだいおくれのままにしんだあたりまえだけど)

時代遅れのままに死んだ 当たり前だけど

(いつだってじだいのせいにしてほんとうはじぶんのせいですか)

いつだって時代のせいにして 本当は自分のせいですか

(わすれられないよるになる)

忘れられない夜になる

(ひとのまねばかりしていちやくゆうめいになったって)

人の真似ばかりして 一躍有名になったって

(それでみたされようなんてむりむり)

それで満たされようなんて無理無理

(ふあんはかいならしていけゆううつはぶっとばしていけ)

不安は飼い慣らしていけ 憂鬱はぶっ飛ばしていけ

(じごくいきのばすゆりゆられ)

地獄行きのバスゆりゆられ

(ひとをけおとしたってほんものはじぶんのてにしたい)

人を蹴落としたって 本物は自分の手にしたい

(わすれられないよるになる)

忘れられない夜になる

(ぜんあくにかくされたひとのえごをあばくようなじんせい)

善悪に隠された人のエゴを暴くような人生

(くらいよるのやみにとけたぼくのゆくえはだれもしらない)

暗い夜の闇に溶けた 僕の行方は、誰も知らない。