灯 / A.B.C-Z

(あたえられるのはあかり)

与えられるのは灯り

(あなたのてもとてらすくらいだよ)

あなたの手元 照らすくらいだよ

(たよりないたよりないあかりだよ)

頼りない　頼りない灯りだよ

(よりそうようなおとをしんじられることばを)

寄り添うような音を　信じられる言葉を

(あなたはこんなぼくでもひかりだというんだ)

あなたはこんな僕でも　光だと言うんだ

(きえそうなあかり)

消えそうな灯り

(それがぼくならさきをてらすよまよわないように)

それが僕なら　先を照らすよ　迷わないように

(たりないものはぼくがあげるよ)

足りない物は　僕があげるよ

(だからあなたをくれよ)

だからあなたをくれよ

(おなじみらいへとてをつないでこう)

同じ未来へと　手を繋いでこう

(あなたのいないみらいならひかれないから)

あなたのいない未来なら　光れないから

(かぜがつよいひもきえやしないあついほどもえさかるひかりになるとちかう)

風が強い日も消えやしない熱いほど燃えさかる光になる　と誓う

(いまはまだたよりないあかりをたやさないように)

今はまだ頼りない灯を　絶やさないように

(かなしいできごとばかりかぞえるのはかなしいことだよ)

悲しい出来事ばかり数えるのは　悲しいことだよ

(あおくさいあおくさいゆめをみよう)

青臭い　青臭い夢を見よう

(おおきなこえでうたうすこしゆれるひとみで)

大きな声で歌う　少し揺れる瞳で

(あなたはこんなぼくにもきたいしてくれる)

あなたはこんな僕にも期待してくれる

(みえそうなみらいそこでふたりはなにをしてるの？)

見えそうな未来　そこで二人は何をしてるの？

(あとのおたのしみ)

あとのお楽しみ

(いらないものはかこにおいてこう)

いらない物は過去においてこう

(だからあしたへむかおう)

だから明日へ向かおう

(こわいのはいっしょさてをはなすな)

怖いのは一緒さ　手を離すな

(ゆうきをわけあえたらとびこめばいい)

勇気を分け合えたら　飛び込めばいい

(あなたがさむいならあたためるよ)

あなたが寒いなら　温めるよ

(なんだってまきにしておおきなひをおこしていく)

何だって薪にして　大きな火を起こしていく

(はなれないようにきすをしよう)

離れないようにキスをしよう

(むすびめはぎゅっときつくしよう)

結び目はギュッときつくしよう

(あなたはさんそのようだそばにいればこのひはきえない)

あなたは酸素のようだ　側にいれば　この火は消えない

(おなじみらいへとてをつないでこう)

同じ未来へと　手を繋いでこう

(あなたのいないみらいならひかれないから)

あなたのいない未来なら　光れないから

(かぜがつよいひもきえやしないあついほどもえさかるひかりになるとちかう)

風が強い日も消えやしない熱いほど燃えさかる光になる　と誓う

(いまはまだたよりないあかりをたやさないように)

今はまだ頼りない灯りを　絶やさないように

(たやさないように)

絶やさないように