いつかこの火が消えるなら
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歌詞(問題文)
(そこからみおろしたせかいはそれはきれいで)
そこから見下ろした世界は それは綺麗で
(きづいたときにはもうひはついてた)
気付いた時には もう火は点いてた
(ゆっくりちぢんでくからだに)
ゆっくり縮んでく身体に
(じぶんをのろったときもあった)
自分を呪った時もあった
(ただわかっちゃいたよなあ)
ただ 分かっちゃいたよなあ
(なみだはふかなくちゃ)
涙は拭かなくちゃ
(ながれてくろうをおしんだら)
流れてく蝋を惜しんだら
(それはまぼろしなのさ)
それは幻なのさ
(いつかこのひがきえるなら)
いつかこの火が消えるなら
(それまでぼくはたびにでかけよう)
それまで僕は旅に出かけよう
(こごえてるあのこのてをとって)
凍えてるあの子の手を取って
(ひとりのよるをてらすひをわけてあげよう)
独りの夜を照らす火を分けてあげよう
(めざめるそのたびちぢんでいくみは)
目覚めるその度 縮んでいく身は
(やっぱりかなしいとおもうけど)
やっぱり悲しいと思うけど
(だからこそわかることもあった)
だからこそ分かることもあった
(ねぇそうぞうしてみてよ)
ねぇ 想像してみてよ
(あすせかいがおわるとして)
明日世界が終わるとして
(さいごやってみたいことなんて)
最後やってみたいことなんて
(うかばないのさ)
浮かばないのさ
(もしもあしたこのひがきえるなら)
もしも明日この火が消えるなら
(これからぼくはいちどうちにかえろう)
これから僕は一度うちに帰ろう
(あいをくれたあなたがたのもとへ)
愛をくれたあなたがたのもとへ
(いままでいえなかったことすこしはなそう)
今まで言えなかった事 少し話そう
(ぎこちなくなったあしどりでかべへとたよる)
ぎこちなくなった足取りで壁へと頼る
(ぼんやりうつったかげのうすさにたちどまる)
ぼんやり映った影の薄さに立ち止まる
(つよいかぜにふかれることさえおそれなければ)
強い風に吹かれることさえ恐れなければ
(ぼくもなにかのこせたのかな)
僕も何か残せたのかな
(きっとこんやこのひはきえるから)
きっと今夜この火は消えるから
(あのふきさらしのおかへのぼろう)
あの吹きさらしの丘へ登ろう
(たちのぼるけむりのひとすじを)
立ち上る煙の一筋を
(いきたあかしをかぜにのせよう)
生きた証を風に乗せよう
(はるかまどのむこうおかのあたり)
遥か窓の向こう丘のあたり
(ひとつひかりがきえたきがして)
一つ光が消えた気がして
(こごえてたあのひだれかがくれた)
凍えてたあの日誰かがくれた
(いまもわたしにともるひをたしかめるのでした)
今も私に灯る火を確かめるのでした