シャングリラ～コープスパーティー～

(ながくながいたびだったねぼくらであうあのしゅんかんまで)

永く長い旅だったね ボクら出逢う あの瞬間まで

(ぶんしきごうかたわれのようきみがいないぼくなら)

分子記号 片割れのよう キミがいない ボクなら…

(いっそくちたはこぶねにけがれたみをなげて)

いっそ朽ちた 箱舟に 穢れた身を投げて

(うつくしいうそでおぼれていたい)

美しい嘘で 溺れていたい

(あいたくてあえなくてきみはどこなの)

逢いたくて 逢えなくて キミは何処なの?

(わからないききたくないまだしんじつは)

解らない 訊きたくない まだ 真実は

(とべないとりたちのれくいえむがまた)

飛べない 鳥たちの レクイエムがまた

(ひびくのはしゃんぐりらのこころ)

響くのは シャングリラの心

(ふみんしょうのみかづきからこぼるしずくもどらない)

不眠症の三日月から 零る滴 戻らない

(きれいなものきれいだってわらえたあのきせつ)

綺麗なもの 綺麗だって 笑えたあの季節

(えそらごとのようみつめていた)

絵空事のよう 見つめていた

(きえないでわすれないでゆれるしんきろう)

消えないで 忘れないで 揺れる蜃気楼

(なきたくてなけなくてなをよぶけど)

泣きたくて 泣けなくて 名を 呼ぶけど…

(ねがいもぬくもりもかぜにとけるなら)

願いも ぬくもりも 風に解けるなら

(せめていまきみへあいうたを)

せめていま キミへ愛 唄を

(あいたくてあいたくてゆめのなかでいい)

逢いたくて 逢いたくて 夢の中でいい

(だきしめささやいてああそのこえで)

抱きしめ 囁いて 嗚呼 その声で

(とべないとりたちのみぜらぶるをこえ)

飛べない 鳥たちの ミゼラブルを超え

(はばたくよしゃんぐりらのそらへ)

羽ばたくよ シャングリラの空へ

(かたちはちがくてもほらそばにいる)

輪郭は 遠くても ほらそばにいる

(らいせでなけるくらいあああいしてた)

来世で 泣けるくらい 嗚呼 あいしてた…

(ぼくがそうぼくなのはあのひあえたから)

ボクがそう ボクなのは あの日 逢えたから

(このおもいきみへととどけ)

この想い キミへと 届け