冷めない魔法

(てなれたちょうりのりずむこれはまほうだとおもう)

手慣れた調理のリズム　これは魔法だと思う

(しょくざいたちのだいへんしんぎんしょっきおしゃべりじょうず)

食材たちの大変身　銀食器おしゃべり上手

(いつかのあるひのとあるであいのはなし)

いつかのある日の　とある出会いの話

(むねのわくわくとそのすこししたでなるあいず)

胸のワクワクとその少し下で鳴る合図

(さぁどうぞねさめないうちに)

「さぁどうぞ、ね？冷めないうちに」

(ぼくらはこんなにちがうけど)

僕らはこんなに違うけど

(ふしぎなあたたかさのわけは)

不思議なあたたかさの理由(わけ)は

(ほらきっとおなじだよ)

ほら　きっと同じだよ

(みんなえがおだそれもそうさ)

みんな笑顔だ　それもそうさ

(だってまほうにかかってるから)

だって、魔法にかかってるから

(なんていごこちがいいんだろうそっとひとみとじてみる)

なんて居心地がいいんだろう　そっと瞳閉じてみる

(おもいではかおりがするちょっとはずかしくもなる)

思い出は香りがする　ちょっと恥ずかしくもなる

(いつかのあるひはとなりであいのはなし)

いつかのある日は隣で愛の話

(すこしとくべつなとびらのむこうがわのはなし)

少し特別な扉の向こう側の話

(はじまりはさめないうちに)

"はじまり"は冷めないうちに

(あつすぎてもひかれちゃうかもな)

熱すぎても引かれちゃうかもな

(かくしあじにおもいをこめて)

隠し味に想いを込めて

(うまくとどきますように)

うまく届きますように

(こころがうごくおとをきかせて)

心が動く音を聞かせて

(どうだまされたとおもってさ)

どう？騙されたと思ってさ

(いつかのあるひをまたおもいだすのかな)

いつかのある日を　また思い出すのかな

(それがぐうぜんでも)

それが偶然でも

(ぜんぶまほうみたいなきせき)

全部魔法みたいな奇跡

(すがたかたちことばこえも)

姿、カタチ、言葉、声も

(のりこえてぼくらであえたこと)

乗り越えて僕ら出会えたこと

(ずっとずっとつながれてる)

ずっとずっと繋がれてる

(たとえはなれてたって)

例え離れてたって...

(さぁどうぞねさめないうちに)

「さぁどうぞ、ね？冷めないうちに」

(ぼくらはこんなにちがうけど)

僕らはこんなに違うけど

(ふしぎなあたたかさのわけは)

不思議なあたたかさの理由(わけ)は

(ほらきっとおなじだよ)

ほら　きっと同じだよ

(もういっこだけあとごふんだけ)

もう一個だけ、あと五分だけ、

(なごりおしいなここにいたいな)

名残惜しいな　ここに居たいな

(みんなえがおだぼくもそうさ)

みんな笑顔だ　僕もそうさ

(だってまほうにかかってるから)

だって、魔法にかかってるから

(さいこうのはじめまして)

最高の「はじめまして」

(とあるであいのおはなし)

とある出会いのお話

(それをつげるかねのねが)

それを告げる鐘の音が

(きっときみにもあるでしょう)

きっと君にもあるでしょう？