longing

(つきのさばくにしずんでいくあおを)

月の砂漠に沈んでいく青を

(わたしはずっとながめてたの)

私はずっと眺めてたの

(てをのばしてもとどかないなんてこと)

手を伸ばしても届かないなんてこと

(さいしょからしってたそれでよかったのに)

最初から知ってた　それでよかったのに

(むねがいたいよはりさけそうなのどうして)

胸が痛いよ　張り裂けそうなの　どうして

(なんだかすこしかなしいいろ)

なんだか少し悲しい色

(りょうてでつつんだひかりこのきょりをちぢめて)

両手で包んだ光　この距離を縮めて

(ふれてみたいとおもってしまったの)

触れてみたいと思ってしまったの

(わたしはかけだして)

私は駆けだして

(できるだけちかづいてといかける)

出来るだけ近づいて問いかける

(だれかいるのならおしえて)

誰かいるのなら教えて

(せかいはどんないろ)

世界はどんな色

(いまふるえるほどとうめいな)

今　震えるほど透明な

(かぜがふいてみみをすまして)

風が吹いて　耳を澄まして

(あおいほしがかなでたおとは)

青い星が奏でた音は

(まるでらぶそんぐみたいだ)

まるでラヴソングみたいだ

(おねがいよもっとひびいて)

お願いよ　もっと響いて

(わたしをそこへつれてって)

私をそこへ連れてって

(きえそうなほどちいさなおんどに)

消えそうな程　小さな温度に

(いまふれたい)

今　触れたい

(このよるのなみだみたいに)

この夜の涙みたいに

(こぼれてしまいそうなほど)

零れてしまいそうなほど

(もろくてたよりないこえをふりしぼった)

脆くて頼りない声を　振り絞った

(それはきっとやみさくりずむで)

それはきっと闇裂くリズムで

(とどいて)

届いて

(こわれてしまいそうなそくどで)

壊れてしまいそうな速度で

(まわりつづけていくんでしょ)

回り続けていくんでしょ

(あまりにもはかないそのいろに)

あまりにも儚いその色に

(こころがいたむの)

ココロが痛むの

(いまふるえるほどとうめいな)

今　震えるほど透明な

(かぜがふいてみみをすまして)

風が吹いて　耳を澄まして

(あおいほしがかなでたおとは)

青い星が奏でた音は

(まるでらぶそんぐみたいだ)

まるでラヴソングみたいだ

(おねがいよもっともっと)

お願いよ　もっともっと

(つよくそめて)

強く染めて

(ねぇどうかどうかあおいおとに)

ねぇ　どうか　どうか　青い音に

(ふれていたい)

触れていたい