好きよ

(あえてほんとうによかったな)

「会えて本当に良かったな」

(それがさいごにきいたことばです)

それが最後に聞いた言葉です

(ふあんでしかたがなかった)

不安で仕方がなかった

(これでもがんばってたんだよ)

これでも頑張ってたんだよ

(だれのこえすらもきこえなくて)

誰の声すらも聞こえなくて

(そらをみあげた)

空を見上げた

(あかくそまったわたしをみてわらう)

赤く染まった私を見て笑う

(あなたをおもいだす)

あなたを思い出す

(そうすきよすきよ)

そう、好きよ好きよ

(とこのままゆめでつたえさしてくれないか)

とこのまま夢で伝えさしてくれないか

(そうすきよすきよ)

そう、好きよ好きよ

(あなただけ)

あなただけ

(てをのばしたしゅんかんまたとどかなくなって)

手を伸ばした瞬間また届かなくなって

(あしたいつものばしょでさ)

明日いつもの場所でさ

(よくみたほしでもみながらはなそう)

よく見た星でも見ながら話そう

(あなたがにあうといってた)

あなたが似合うと言ってた

(すかーとでめかしこんでくから)

スカートでめかしこんでくから

(かれたこえでまたなまえをよんだ)

枯れた声でまた名前を呼んだ

(とどかないかな)

届かないかな

(よるをまたいでまぶたをとじたら)

夜をまたいで瞼を閉じたら

(あなたのこえがした)

あなたの声がした

(そうすきよすきよ)

そう、好きよ好きよ

(とこのままゆめでつたえさしてくれないか)

とこのまま夢で伝えさしてくれないか

(そうすきよすきよ)

そう、好きよ好きよ

(あなただけ)

あなただけ

(てをのばしたしゅんかんまたとどかなくなって)

手を伸ばした瞬間また届かなくなって

(ゆれた)

揺れた

(こころをてさぐりでさがす)

心を手探りで探す

(ふれた)

触れた

(からだをひきよせてだく)

身体を引き寄せて抱く

(ずるいわ)

ずるいわ

(ここだけでわたしをよぶの)

ここだけで私を呼ぶの

(わたしをひとりに)

私を一人に

(しないで)

しないで

(そうすきよすきよ)

そう、好きよ好きよ

(とこのままゆめでつたえさしてくれないか)

とこのまま夢で伝えさしてくれないか

(そうすきよすきよ)

そう、好きよ好きよ

(あなただけ)

あなただけ

(てをのばしたしゅんかんまたとどかない)

手を伸ばした瞬間また届かない

(そうすきよすきよ)

そう、好きよ好きよ

(といわせて)

と言わせて

(おねがいきょうはもうすこしだけいて)

お願い、今日はもう少しだけいて

(すきよｏｈ)

好きよ oh

(すきよｏｈ)

好きよ oh