STAY GOLD　aqua timez

(きみはそのてのこうでいくつのなみだをぬぐってきたの)

君はその手の甲でいくつの涙を拭ってきたの

(ひととしてただしいよわさをさずかって)

人として正しい弱さを授かって

(まぶたのうらのふうけいはそれぞれだから)

まぶたの裏の風景はそれぞれだから

(みんなちがっていいそしてみんなどっかでにている)

みんな違っていいそしてみんなどっかで似ている

(ずるくてやさしくてだれかにふりむいてほしくてゆめをすてられなくて)

ずるくて優しくて誰かに振り向いてほしくて夢を捨てられなくて

(とりがそらをわたるようにかぜがはなをゆらすようにひとはひとをあいするとゆうこと)

鳥が空を渡るように風が花を揺らすように人は人を愛するとゆうこと

(ひがのぼってしずむようになみがよせてかえすように)

日が昇って沈むように波が寄せて返すように

(なんどもなんどもくりかえしあいをさけぶの)

何度も何度も繰り返し愛を叫ぶの

(かんがえごとをしていたらあいすくりーむがとけてしまった)

考え事をしていたらアイスクリームが溶けてしまった

(あしたのためにここにあるものをこわしてしまう)

明日のためにここにあるものを壊してしまう

(われてしまったさらをみつめているばかり)

割れてしまった皿を見つめているばかり

(あやまちのためにいまできることひとつもやれぬまま)

過ちのために今できること一つもやれぬまま

(ちきゅうはそくどかえずひかりとかげをくりかえしてぼくらにといかける)

地球は速度変えず光と影を繰り返して僕らに問いかける

(たちはだかるこのやまはぼくがいいわけをつみあげてできたのだから)

立ちはだかるこの山は僕が言い訳を積み上げてできたのだから

(だれのせいでもない)

誰のせいでもない

(つよくなりたいとはいうがほんとにつよくなろうとはしないぼくらはこのまま)

強くなりたいとは言うがほんとに強くなろうとはしない僕らはこのまま

(このままでいいのだろうか)

このままでいいのだろうか

(うなだれたはたがあおいかぜにであいほこらしげにはためき)

うなだれた旗が蒼い風に出会い誇らしげにはためき

(このばしょにあるいみをおもいだした)

この場所に在る意味を思い出した

(たとえばてをつないだならいつかはてをはなすひがくる)

たとえば手を繋いだならいつかは手を離す日が来る

(それでもそれでもこりもせずぼくらは)

それでもそれでも懲りもせず僕らは

(ひがのぼってしずむようになみがよせてかえすように)

日が昇って沈むように波が寄せて返すように

(なんどもなんどもくりかえしあいを)

何度も何度も繰り返し愛を

(かぜふくあのおかにたってたなびくそのはたのように)

風吹くあの丘に立ってたなびくその旗のように

(きみはきみのうたをうたえばいい)

君は君の歌を歌えばいい

(じょうしきがそらをかくしたっていまはただふりしぼるように)

常識が空を隠したって今はただ振り絞るように

(ぼくもぼくのうたをうたいつづけるよ)

僕も僕の歌を歌い続けるよ