彼女をまってた

(さばくのまちでさまよってた)

砂漠の街でさまよってた

(わすれるためのさけなんてもうやめんだよ)

忘れるための酒なんてもうやめんだよ

(かなしいだけだ)

悲しいだけだ

(しんごうきはこおったまま)

信号機は凍ったまま

(とめないでくれ)

とめないでくれ

(ひねもすのたりあてもなく)

ひねもすのたり　あてもなく

(かれたきゅうこんはまためをだす)

枯れた球根はまた芽を出す

(やめんなよかなしいなら)

やめんなよ　悲しいなら

(あたらしいはなにきみのなまえを)

新しい花に君の名前を

(よるがくるまでかのじょをまってた)

夜が来るまで彼女を待ってた

(きょうまでずっとそれだけをまってた)

今日までずっとそれだけを待ってた

(きみはきまってしごとのぐちさ)

君は決まって仕事の愚痴さ

(かなしみなんてきえてしまえ)

悲しみなんて消えてしまえ

(おおきくあいたこころのすきまを)

大きく空いた心の隙間を

(ぼくのすべてでまにあわせてくれ)

僕の全てで間に合わせてくれ

(よるのとばりでかのじょとふたり)

夜のとばりで彼女と二人

(もしもこのままめがさめなくても)

もしもこのまま目が覚めなくても

(よるのとばりでぼくらはふたり)

夜のとばりで僕らは二人

(このままずっと)

このままずっと

(いつまでもいつまでも)

いつまでもいつまでも

(じいさんとばあさんになっても)

じいさんとばあさんになっても

(てをつなごうひえるだろう)

手をつなごう冷えるだろう

(だいじょうぶだろうそのひまで)

大丈夫だろうその日まで