ランスロット

(らいでんせいてんにひとすじひっしょうせんじょうてきじごくのごんげ)

雷電 晴天に一条 謐笑 煽情的 地獄の権化

(ふわりふわりとにちじょうがいく)

ふわりふわりと日常が逝く

(はやきたかなりこれすなわち)

速き高鳴り是即ち

(きょうめいありがたきひとめぼれかいこうまたたくまにはるめくはいけい)

共鳴 有難き一目惚れ 邂逅 瞬く間に春めく背景

(しらりきらめくこたびのあいは)

しらり煌めく此度の愛は

(しかいせばまりくらくらり)

視界狭まりくらくらり

(あまきことのはつむぐはぼんのう)

甘き言の葉紡ぐは煩悩

(しかしあばけばよごれたほんしょう)

しかし暴けば汚れた本性

(ああなんだかつかれるわ)

ああなんだか疲れるわ

(なんでもうてきとうではだめだめか)

なんでもう適当ではダメダメか？

(らんすろっとらんすろっと)

ランスロット ランスロット

(おまえのせいなのだ)

お前のせいなのだ

(そうやってもちあげて)

そうやって持ち上げて

(きずつけるばかりことたけているわ)

傷つけるばかり殊長けているわ

(なんどもなんどもだれかをみつけては)

何度も何度も誰かを見つけては

(ゆがんだらヴふりまわして)

歪んだラヴ振り回して

(あくるひをあかくそめていくのね)

明くる日を紅く染めて征くのね

(さいていただただみめうるわしごうじょうこうげきてきあくまのばいめい)

最低 只々眉目麗し 強情 攻撃的 悪魔の売名

(にげろにげろとこころがさわぐ)

逃げろ逃げろと心が躁ぐ

(くらきこのさきにげばがない)

暗きこの先逃げ場がない

(こうていかちのあるごみひろい)

河底 価値のある塵拾い

(すーあんこーたんきでかちにげちょうじゃ)

四暗刻単騎で勝ち逃げ長者

(いらぬしらぬとすてるはやすし)

要らぬ知らぬと棄てるは易し

(あさきゆめみしみるめなし)

あさきゆめみし見る目無し

(やはりかたればつきなみぼんよう)

やはり語れば月並み凡庸

(かたしことのはとなえりゃしんどう)

難し言の葉唱えりゃ神童

(ああやっぱりつかれたわ)

ああやっぱり疲れたわ

(まじくそてきとーにいきますわ)

マジクソテキトーにいきますわ！

(らったたーらったたー)

ラッタタッー！　ラッタタッー！

(ぱーぱらっぱらったったーのーたー)

パッーパラッパァラッタッターのータッ～！

(がしゃがしゃぷしゅぷしゅたりら)

ガシャガシャプシュプシュタリラ

(がしゃがしゃぷしゅぷしゅたりら)

ガシャガシャプシュプシュタリラ

(ほけもぷぇりもちょもちょぽぽてぽてぽて)

ホケモプェリモチョモチョポぽテぽテぽテ

(どうでしょうそうでしょうばかだってわらったでしょう)

どうでしょう そうでしょう 馬鹿だって嗤ったでしょう

(ならばらヴにぎりしめてあくるひへみなでおさらばすれば？)

ならばラヴ握りしめて 明くる日へ皆でオサラバすれば？

(らんすろっとらんすろっとおまえがわるいのだ)

ランスロット ランスロット お前が悪いのだ

(そうやってきずつけてつきはなすばかりことたけているわ)

そうやって傷つけて 突き放すばかり殊長けているわ

(なんどもなんどもおのれをころしては)

何度も何度も己を殺しては

(ゆがんだらヴふりまわしてあくるひをあかくそめていくから)

歪んだラヴ振り回して 明くる日を紅く染めて征くから

(おいてかないで)

置いてかないで

(おいてかないでよ！)

置いてかないでよ！