サクラカゼ

(はこにあたるひをよこめでながめて そっとかげるきのねにひとりでくらべてた)

箱にあたる陽を横目で眺めて そっと陰る木の根に一人で比べてた

(つもるためいきをふきはらうように そんなわたしをきみがみつけてくれたんだ)

積もる溜息を吹き払うように そんな私を君が見つけてくれたんだ

(そうそれはこいのようなぬくもりをぜんぶ きみにえがおさかせたら)

そうそれは恋のようなぬくもりを全部 君に笑顔咲かせたら

(さくらかぜにおどるそらきみとであったこのばしょで)

桜風に踊る空君と出会ったこの場所で

(どれくらいのおもいでぎゅっとあふれそうになるかな)

どれくらいの思い出ぎゅっと溢れそうになるかな

(きみとながしたなみだはあすのえがおのかてにしようひざをついてたってほらなんどだっていいよ)

君と流した涙は明日の笑顔の糧にしよう膝をついてたってほら何度だっていいよ

(いじをはってはじをかいていじけたってそれでも)

意地を張って恥をかいていじけたってそれでも

(きみがそばでみまもってくれたことわかってるから)

君が傍で見守ってくれたことわかってるから

(おいかぜをうけてとまらないひびも そっとくじけそうになってこころがうずまいた)

追い風を受けてとまらない日々も そっと挫けそうになって心が渦巻いた

(つもるためいきでまたなきかけても あたたかなてでずっとささえてくれたんだ)

積もる溜息でまた泣きかけても あたたかな手でずっと支えてくれたんだ

(ほらみみをすませばひとりじゃないから)

ほら耳をすませば一人じゃないから

(あきらめかけてこころがとじてもきみがせなかをおしてくれたよね)

諦めかけて心が閉じても君が背中を押してくれたよね

(はるのつぼみがはなひらくころはとなりでわらいあおうね)

春の蕾が花開く頃は隣で笑い合おうね

(さくらかぜにおどるそらきみとであったこのばしょで)

桜風に踊る空君と出会ったこの場所で

(どれくらいのおもいでぎゅっとあふれそうになるかな)

どれくらいの思い出ぎゅっと溢れそうになるかな

(きみとえがくこのはなはみらいもきっとのこるから あせをかいたぶんはそうさつよくなれるんだ)

君と描くこの花は未来もきっと残るから 汗をかいた分はそうさ強くなれるんだ

(いじをはってはじをかいていじけたってそれでも)

意地を張って恥をかいていじけたってそれでも

(きみがそばでみまもってくれたからありがとうだよ)

君が傍で見守ってくれたからありがとうだよ

(きみとであえたこのそらこれからもっとさかせるよ)

君と出会えたこの空これからもっと咲かせるよ