最果て

(あずけたすべて)

預けた全て

(しろくまじりあうこきゅうが)

白く混じり合う呼吸が

(すがたかたちひょうじょうもたず)

姿形表情持たず

(うもれたままとおくにらんでる)

埋もれたまま遠く睨んでる

(なにもきこえないよ)

何も聞こえないよ

(きれもしないようで)

斬れもしないようで

(しずむみたいだ)

沈むみたいだ

(おちておちて)

落ちて落ちて

(ふれて)

触れて

(はりつくしろくろめ)

張り付く白黒眼

(だれも)

誰も

(みたことのない)

見たことのない

(さいはてがいま)

最果てが今

(ぼくらのあいだにみえる)

僕等の間に視える

(もういっそはがれない)

もういっそ剝がれない

(とぎれとけない)

途切れ解けない

(とっかかるうばいあいで)

とっかかる奪い合いで

(はてのはてのそのさきへさらえばいい)

果ての果てのその先へ攫えばいい

(ぼくらのこきゅうも)

僕等の呼吸も

(すべてを)

全てを

(はてのはてのそのさきへさらえばいい)

果ての果てのその先へ攫えばいい

(ぼくらのみらいも)

僕等の未来も

(ぼくらのせかいも)

僕等の世界も

(このみをさいて)

此の身を裂いて

(なにがみつめあうのかついに)

何が見凝め合うのか対に

(かえらないきおくとかげを)

還らない記憶と影を

(うもれたままとおくつないでる)

埋もれたまま遠く繋いでる

(なにもおわらせないよ)

何も終わらせないよ

(すうきのけつまつを)

数奇の結末を

(まぶたにつたう)

目蓋に伝う

(ふかくふかく)

深く深く

(ふれて)

触れて

(はりつくしろくろめ)

張り付く白黒眼

(だれも)

誰も

(みたことのない)

見たことのない

(さいはてがいま)

最果てが今

(ぼくらのあいだにみえる)

僕等の間に視える

(ｄｏｎ’ｔｙｏｕｋｎｏｗｇｏｄ’ｓｄｅｍａｎｄ)

don't you know god's demand

(ｄｏｎ’ｔｙｏｕｋｎｏｗｇｏｄ’ｓｄｅｍａｎｄ)

don't you know god's demand

(あいたいしたくずしあいで)

相対した崩し合いで

(はてのはてのそのさきへさらえばいい)

果ての果てのその先へ攫えばいい

(ぼくらのきおくも)

僕等の記憶も

(すべてを)

全てを

(はてのはてのそのさきへさらえばいい)

果ての果てのその先へ攫えばいい

(ぼくらのぎせいも)

僕等の犠牲も

(ぼくらのこどうも)

僕等の鼓動も

(だれも)

誰も

(みたことのない)

見たことのない

(さいはてがいま)

最果てが今

(ぼくらのあいだにみえる)

僕等の間に視える

(もういっそはがれない)

もういっそ剝がれない

(とぎれとけない)

途切れ解けない

(とっかかるうばいあいで)

とっかかる奪い合いで

(はてのはてのそのさきへさらえばいい)

果ての果てのその先へ攫えばいい

(ぼくらのこきゅうも)

僕等の呼吸も

(すべてを)

全てを