そっと決めた言葉は/おさるのうた,鈴木鈴木

(あなたにもらったものばかりだ)

あなたに貰ったものばかりだ

(まいにちがたのしいのもおもいでがふえるのも)

毎日が楽しいのも思い出が増えるのも

(だからいまできることをだしきるんだ)

だから今出来ることを出し切るんだ

(ぜんぶのぼくをしってほしいから)

全部の僕を知って欲しいから

(これはこれはこいのはじまりかな)

これはこれは恋の始まりかな

(そしてそしてひとをすきになるきもち)

そしてそして人を好きになる気持ち

(はじめてしったむねのいざこざ)

初めて知った胸のいざこざ

(かんちがいもたまにしてしまう)

勘違いもたまにしてしまう

(どうしてだどうしてだこのむねのたかなりは)

どうしてだどうしてだこの胸の高鳴りは

(どうしたらどうしたらきみにとどくだろう)

どうしたらどうしたら君に届くだろう

(そっときめたことばはとどかずずっとずっとそのまま)

そっと決めた言葉は届かずずっとずっとそのまま

(ゆめみるほどにせんめいでのうりをこがしていた)

夢見るほどに鮮明で脳裏を焦がしていた

(ふたりがうまれたとしもうすこしはやければいまごろは)

2人が生まれた年もう少し早ければ今頃は

(てをつないでわらえているかな)

手を繋いで笑えているかな

(そんなことをもうそうしているひるさがり)

そんなことを妄想している昼下がり

(あせにしみたすとらいぷしゃつ)

汗に染みたストライプシャツ

(みつめてこころここにあらず)

見つめて心ここに在らず

(ことばにしてしまいそう)

言葉にしてしまいそう

(でもそれきっとくるしめてしまうよ)

でもそれきっと苦しめてしまうよ

(そらはなぜかわらってるんだ)

空は何故か笑ってるんだ

(ふられやくはあたしとさしている)

振られ役はあたしと射している

(いけないこいだとわかってる)

いけない恋だと分かってる

(そっときめたことばはとどかずずっとずっとそのまま)

そっと決めた言葉は届かずずっとずっとそのまま

(ゆめをみるほどにせんめいでのうりをこがしていた)

夢を見るほどに鮮明で脳裏を焦がしていた

(ふたりがうまれたとしもうすこしはやければいまごろは)

2人が生まれた年もう少し早ければ今頃は

(てをつないでわらえているかな)

手を繋いで笑えているかな

(そんなことをもうそうしているひるさがり)

そんなことを妄想している昼下がり

(あなたにもらったものばかりだ)

あなたに貰ったものばかりだ

(まいにちがたのしいのもおもいでがふえるのも)

毎日が楽しいのも思い出が増えるのも

(だからいまできることをだしきるんだ)

だから今出来ることを出し切るんだ

(ぜんぶのぼくをしってほしいから)

全部の僕を知ってほしいから