夜光通信

(きこえますかきこえますか)

聴こえますか　聴こえますか

(はろーはろー)

ハロー　ハロー

(きこえますか)

聴こえますか

(そっちはなんねん)

そっちは何年？

(ただしくわかりあうしゅだんは)

正しく分かり合う手段は

(ひとつじゃないさ)

一つじゃないさ

(ただようじかんはどこへいくのか)

漂う時間は何処へ行くのか

(さよならはいつだれがきめるの)

さよならは　いつ誰が決めるの

(そのてにふれようとねがってる)

その手に触れようと願ってる

(ほんとうさ)

本当さ

(とわのやこうきみにうたう)

永遠の夜光　君に歌う

(せかいじゅうがきみにいじわるでも)

世界中が　君にいじわるでも

(おもいだしておぼえていて)

思い出して　覚えていて

(まぶたのうらずっとまた)

瞼の裏　ずっと　また

(あえるからね)

会えるからね

(おだやかにすこやかに)

穏やかに　健やかに

(かれるぶーけ)

枯れるブーケ

(きみだってわたしだって)

君だって　私だって

(きえるのはことばだけ)

消えるのは　言葉だけ

(ふんわりきみを)

ふんわり　君を

(だきしめてあげるからね)

抱きしめてあげるからね

(なかないで)

泣かないで

(えんえんとつづくきょうはせつげんのようで)

延々と続く今日は　雪原のようで

(とうぜんのしあわせまでもくらませるんだ)

当然の幸せまでも　眩ませるんだ

(わすれないで)

忘れないで

(どこへだってつながるかいせん)

何処へだって繋がる　回線

(さびしいうちゅうとおれんじのこうえん)

寂しい宇宙と　オレンジの公園

(したわしいこころのかぎりを)

慕わしい心の限りを

(うたおう)

歌おう

(とわのやこうとどくよね)

永遠の夜光　届くよね

(げんそうよりもやさしいかたちのまま)

幻想よりも　優しいかたちのまま

(ぬれそぼるそのほおを)

濡れそぼる　その頬を

(こっそりなでて)

こっそり撫でて

(かわかしてあげるからね)

乾かしてあげるからね

(なんどだって)

何度だって

(なんどだって)

何度だって

(とわのやこうこくうにうたう)

永遠の夜光　虚空に歌う

(あいたいよ)

会いたいよ

(きえたくなんてないよ)

消えたくなんてないよ

(おもいだしておぼえていて)

思い出して　覚えていて

(いまここでわらいあったことを)

今、ここで　笑い合ったことを

(とわのやこうきみにうたう)

永遠の夜光　君に歌う

(せかいじゅうがきみにいじわるでも)

世界中が　君にいじわるでも

(おもいだしておぼえていて)

思い出して　覚えていて

(まぶたのうらずっとまた)

瞼の裏　ずっと　また

(あえるからね)

会えるからね

(さよならはさよならは)

さよならは　さよならは

(ねえだれがきめるもの)

ねえ　誰が　決めるもの

(きえるのはことばだけ)

消えるのは　言葉だけ

(ふんわりきみを)

ふんわり　君を

(だきしめてあげるからね)

抱きしめてあげるからね

(なかないで)

泣かないで