【ボカロ】魔法使いの弟子
魔力の欠片もない少年が頑張るお話。
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歌詞(問題文)
(つきあかりがそっとさしこむ)
月明かりがそっと差し込む
(まよなかの3じに)
真夜中の3時に
(ふとめをさます)
ふと目を覚ます
(たかいたかいをしてもらった)
高い高いをしてもらった
(きおくをゆめにみた)
記憶を夢に見た
(ゆうしゅうすぎるあにでしたちの)
優秀すぎる兄弟子たちの
(せなかになんとかおいつきたいけど)
背中に何とか追いつきたいけど
(きょうも1にち)
今日も1日
(こうちゃをいれて)
紅茶を淹れて
(やくにたたずおわる)
役に立たず終わる
(「 」)
「 」
(さあとなえてごらん)
さあ唱えてごらん
(かおをなくした)
顔を失くした
(そーさらーはわらう)
ソーサラーは笑う
(まじゅつはてんしにはつかいこなせない)
魔術は天使には使いこなせない
(ふるくからのいいつたえ)
古くからの言い伝え
(「 」)
「 」
(くちにしちゃいけない)
口にしちゃいけない
(ぎんいろのつえは)
銀色の杖は
(ただこをえがく)
ただ弧を描く
(あかりのともることのないしゃんでりあ)
灯りの灯ることのないシャンデリア
(ふうじられたじゅもんはまだほんのなか)
封じられた呪文はまだ本の中
(はじめてできたおともだちは)
初めてできたお友だちは
(ほしがるものすべてゆうしていて)
欲しがるもの全て有していて
(ちかづくほどにはなれていく)
近づく程に離れていく
(かんかくをおぼえた)
感覚を覚えた
(てをひかれたゆうしょくかい)
手を引かれた夕食会
(かんてらをかたてにたちつくした)
カンテラを片手に立ち尽くした
(さむくてなおあたたかかった)
寒くて尚暖かかった
(あのひがよみがえる)
あの日が蘇る
(「 」)
「 」
(ほらとなえてごらん)
ほら唱えてごらん
(おもかげのきえた)
面影の消えた
(そーさらーはわらう)
ソーサラーは笑う
(おりてもあしのつけられぬかいだんの)
降りても足の着けられぬ階段の
(ゆくすえはしらされぬまま)
行く末は知らされぬまま
(「 」)
「 」
(くちにしなきゃいけない)
口にしなきゃいけない
(えめらるどのめに)
エメラルドの瞳に
(なみだひとすじ)
涙一筋
(すてごまなんてのははじめからわかってる)
捨て駒なんてのは始めからわかってる
(ただあなたのやくにたちたいんだ)
ただあなたの役に立ちたいんだ
(「 」)
「 」
(けっきょくぼくはできそこないだった)
結局僕は出来損ないだった
(でも)
でも
(きみはすばらしいまほうつかいだ)
君は素晴らしい魔法使いだ
(さいしょでさいごのおともだち)
最初で最後のおともだち
(こわれてゆがんでちった)
壊れて歪んで散った
(だいじなだいじなせかい)
大事な大事な世界
(すくってやってくださいまし)
救ってやってくださいまし
(どうかどうか)
どうかどうか
(まりょくのかけらもなかったしょうねんは)
魔力の欠片もなかった少年は
(いま)
今
(ひとりしずかにねむりについた)
ひとり静かに眠りについた