EveR∞LastinG∞NighT

(すべてのはじまりを)

「すべてのはじまりを・・・・・・」

(おもいだしてごらん？)

「思い出してご覧・・・・・・？」

(あらしのよるのてがみ)

「嵐の夜の手紙・・・・・・」

(うらぎられたのは、だれ？)

「裏切られたのは、誰・・・・・・？」

(なくしたかった［ぺーじ］は)

「亡くしたかった【現実】は・・・・・・」

(ひつぎのなかにかくして)

「棺の中に隠して・・・・・・」

(こよいまたえんじましょう)

「今宵また演じましょう・・・・・・」

(すばらしいよるを)

「素晴らしい夜を・・・・・・∞」

(ぶきみにあかいまんげつあらしになりそうなよる)

「不気味に赤い満月・・・・・・嵐になりそうな夜」

(こんなよるはこんなよるは)

「こんな夜は・・・・・・こんな夜は・・・・・・」

(じけんがおこりそう)

「事件が起こりそう

(ちをもとめるヴぁんぱいあ？)

「・・・・・・血を求めるヴァンパイア？」

(きばをむく、おおかみおとこ？)

「・・・・・・牙を剥ク、狼男・・・・・・？」

(ふらんけん、の、しゅたいん、に？)

「・・・・・・フランケン、ノ、シュタイン、ニ、・・・・・・？」

(まねかれざるきゃく？)

「・・・・・・招かれざる客・・・・・・？」

(たい～くつ～す～ぎ～てぇ～～)

「退～屈～す～ぎ～てぇ～～」

(たい・くつ・す・ぎ・て？)

「退・屈・ス・ギ・テ・・・・・・？」

(たい！くつ！す！ぎ！て！)

「退！屈！ス！ギ！テ！」

(しんでしまいそうです)

「死んでしまいそうです」

(いったいこんなよふけに)

「一体こんな夜更けに・・・・・・」

(だれがなんのごようでしょうか？)

「誰が何のご用でしょうか？」

(ごめんください、ひとばんだけとめてくれませんか？)

「ごめんください、一晩だけ・・・・・・泊めてくれませんか？」

(あらあら)

「あらあら」

(よるのもりはあぶないね)

「夜の森は危ないね」

(はやくおはいりなさいな)

「早くお入りなさいな」

(まねかれざるきゃくの)

「招カレザル客ノ・・・・・・」

(おでましですよ)

「オ出マシデスヨ・・・・・・」

(ぶきみなあらしのよる)

「不気味な・・・・・・嵐の夜・・・・・・」

(なにかがおこる？)

「何かが起こる？」

(それならさわぎましょ～？)

「それなら騒ぎましょ～？」

(よあけまで？)

「夜明けまで・・・・・・？」

(めがさめるほどすばらしいよるを)

「「目ガ覚メルホド・・・・・・素晴ラシイ夜ヲ・・・・・・」」

(みせて？)

「「「「「「「見せて？」」」」」」」

(こよいせかいをかいならすように)

今宵　世界を飼い馴らすように

(きみのぶたいのとりこにして？)

主役の舞台の虜にして？

(すべるようにつかみとれ)

統べるように掴み取れ

(［しなりおどおり］のｅｎｃｏｒｅ)

【台本通り】のEncorE

(やがてはくしゅにのみこまれた［きゃく］は)

やがて拍手に飲み込まれた【客】は

(［せつなのとわ］にこがれて)

【刹那の永遠】に焦がれて

(「すばらしいこのよるが、つづけばいい」とねがう)

「素晴らしいこの夜が、続けばいい」と願う

(めざめると、おや、ふしぎな？)

「目覚めると、おや、不思議な・・・・・・？」

(みたこともないけしき、ですか～？)

「見た事もない景色、ですか～？」

(ここはどこ！？　なぜあのこは)

「ここは何処！？　何故あの子は・・・・・・」

(おにんぎょうなのでしょう！？)

「「「お人形なのでしょう！？」」」

(ぶたいせっともきゃすとも)

「舞台セットもキャストも」

(［うそ］が［ほんもの］になった！？)

「「【嘘】が【本物】になった！？」」

(「いますぐかえらせてわたしのせかいに！！)

「今すぐ帰らせて・・・・・・私の現実に・・・・・・！！」

(あけないよるのせかい)

「明けない…… 夜の世界……」

(「ぶたいはとまった？)

「舞台は止まった……？♪」

(あなたがまちがえたから？)

「貴方が間違えたから……？」

(ひとりだけ？)

「一人だけ……？」

(［やりなおし］で？)

「【演リ直シ】デ……？」

(かんぺきなよるを)

「完璧ナ夜ヲ……」

(つむげ？)

「「「「「「「紡げ？」」」」」」」

(こよいせかいにかいならされ)

今宵　世界に飼い馴らされ

(きみはぶたいの［とりこ］になった)

主役は舞台の【虜】になった

(わたしだけ、きづいてる・・・・・・このせかいはただの［ふぇいく］)

「私だけ、気付いてる……この世界はただの【偽物】」

(みんな、ぶたいにのみこまれて)

皆、舞台に飲み込まれて

(［とき］は［せつなのとわ］にかわる)

【刻】は【刹那の永遠】に変わる

(おかしい！！とさけんでも、だれにもとどかない)

「オカシイ！！と叫んでも、誰にも届かない……」

(ぬすまれたぺーじはみつからず)

「盗まれたページは見つからず」

(じかんだけがむじょうにもすぎていく)

「時間だけが無情にも過ぎていく」

(どうすればぶたいはおわるのでしょう)

「どうすれば舞台は終わるのでしょう」

(どうすればみんなをたすけられるのか)

「どうすれば皆を助けられるのか……」

(しゅやくがいきるかぎり、ぶたいはつづく)

「主役が生きる限り、舞台は続く」

(だけどしゅやくがしんでも、ぶたいはおわらない)

「だけど主役が死んでも、舞台は終わらない」

(［あたらしいだれか］をつれてくればいいの)

「【新シイ誰か】ヲ連レテクレバイイノ」

(そしてあたらしいｐａｇｅをつむごう)

「ソシテ新シイ【PagE】ヲ紡ゴウ」

(やはりわたしがやらなくては［みんな］をすくいだすために)

「やはり私がやらなくては……【皆】を救い出すために……」

(にぎりしめたぽけっとにみつけたのは)

握りしめたポケットに見つけたのは

(ｅｎｄｒｏｌｌ！？これで［みんな］たすかる！？)

「EndroLL……！？　これで【皆】助かる……！？」

(こよい、［あのこ］をかいならして)

「今宵、【あの子】を飼い馴らして……」

(しんだ［かのじょ］をとりもどしましょう)

「死んだ【彼女】を取り戻しましょう……」

(［ほんもの］と［にせもの］を)

「【真実】と【嘘話】を」

(すりかえるための［ｅｎｃｏｒｅ］)

「……すり替える為の【EncorE】」

(［あのこ］にだけはひみつにして)

「【あの子】にだけは秘密にして……」

(［みんな］で、［りある］にかえるために)

「【皆】で、【現実】に帰るために……」

(［７にん］でえんじましょう)

「【7人】で演じましょう……」

(すばらしいよるをあっはははははははは)

「……素晴らしい夜を……アッハハハハハハハハ」

(すべてにうらぎられたきみは)

すべてに裏切られた主役は

(［だれか］のかえの９にんめ！？)

【誰か】の替えの9人目！？

(かんぺきにしくまれた)

完璧に仕組まれた

(［しなりおどおり］のｂａｄｅｎｄｎｉｇｈｔ)

【台本通り】のBad∞End∞Night

(やがてきょうきにのみこまれたきみは)

やがて狂気に飲み込まれた主役は

(なくした［とき］にこがれて)

亡くした【トキ】に焦がれて……

(だけど［また］、もうおそい)

だけど【また】……、もう遅い

(じかんぎれだよ？)

時間切れだよ……？

(みーっつけた)

「……みーっつけた」

(こよいせかいをかいならすように)

今宵　世界を飼い馴らすように

(きみのぶたいのとりこにして？)

主役の舞台の虜にして？

(すべるようにつかみとれ)

統べるように掴み取れ

(［しなりおどおり］のｅｎｃｏｒｅ)

【台本通り】のEncorE

(やさしい［うそ］にまもられて)

優しい【嘘】に守られて

(すべてわすれて、おねむりなさい)

すべて忘れて、お眠りなさい

(そして、［また］えんじましょう)

そして、【また】演じましょう……∞

(ｅｎｃｏｒｅへと)

「「「「「「「EncorEへと」」」」」」」

(ｅｎｄｉｎｇへと)

「EndinGへと」

(ふるえるこのてにないふをにぎらせ)

震える両手にナイフを握らせ……

(［のぞまぬとき］にかえろう)

【望まぬ現実】に帰ろう……