貴方と云ふ花/浦島坂田船
※誤字・脱字等ありましたら申し訳ありません。
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歌詞(問題文)
(まちをかざるはいからなのぼりゆれて)
街を飾るハイカラな幟 揺れて
(じゃりをつぶすげたのおとがほらさわいでいる)
砂利を潰す下駄の音が ホラ騒いでいる
(ときをやどすかみふぶきまいちり)
時代を宿す紙吹雪 舞い散り
(ひらりひらりあなたをかすめた)
ひらりひらり 貴方を掠めた
(せつなのひびつみあげ)
刹那の日々 積み上げ
(からみつくくびかせ)
絡みつく首枷
(あなたはいまなにをもとめてる)
貴方は今何を求めてる
(こううにだかれながら)
紅雨に抱かれながら
(うきよなげいたとて)
憂き世 嘆いたとて
(さきみだれるはあなた)
咲き乱れるは貴方
(さ)
咲
(てのなるほうへ)
手の鳴る方へ
(むかえ)
向かえ
(あなたのおもいのあるまま)
貴方の思いの在るまま
(あまがべにつれて)
天が紅粉連れて
(いまだみぬこうせい)
未だ見ぬ後世
(かのうせい)
可能性
(さいかうのなか)
催花雨の中
(あなたがさかせさかせ)
貴方が咲かせ 咲かせ
(てんをわかつひとすじのひこうきぐも)
天を分つ一筋の飛行機雲
(あなたはただながめていればいいのでしょうか)
貴方はただ眺めていればいいのでしょうか?
(とおくとおくとおいそらのしたで)
遠く遠く遠い空の下で
(ながれるちがあるのに)
流れる血があるのに
(ためらいにのみこまれながら)
躊躇いに飲み込まれながら
(はくことばはまだら)
吐く言葉はまだら
(じぶんにいいきかせるように)
自分に言い聞かせるように
(そのめにうつりこむかんじょう)
その目に映り込む環状
(かげをかたどったしんらばんしょう)
影をかたどった森羅万象
(あなたのめがほらとらえた)
貴方の目が ほら捉えた
(すべてあたらしいふうけい)
全て新しい風景
(てのなるほうへ)
手の鳴る方へ
(むかえ)
向かえ
(うつしよをなげくのならば)
現世を嘆くのならば
(あらがいつづけて)
抗い続けて
(もとめるこえは)
求める声は
(それは)
其れは
(せいめいがかかげるねいろ)
生命が掲げる音色
(きこえますか)
聞こえますか?
(ぽつりぽつりくろいしずく)
ポツリポツリ 黒い雫
(かたみのくもなみだ)
形見の雲 涙
(あなたはどんなおもいをいだく)
貴方はどんな思いを抱く?
(このときのなかで)
この時代の中で
(ふりしきるかたしぐれ)
降りしきる片時雨
(どちらもみちしるべ)
どちらも道標
(あなたいざなうはあなたじしん)
貴方誘うは貴方自身
(かごめかごめとりは)
かごめかごめ 鳥は
(まいちるはなびらに)
舞い散る花びらに
(みごとなはねをのばす)
見事な羽を伸ばす
(てのなるほうへ)
手の鳴る方へ
(むかえ)
向かえ
(あなたのおもいのあるまま)
あなたの思いの在るまま
(あまがべにつれて)
天が紅粉 連れて
(まだみぬこうせい)
まだ見ぬ後世
(かのうせい)
可能性
(さいかうのなか)
催花雨の中
(あなたがさ)
あなたが 咲
(てのなるほうへむこうへ)
手の鳴る方へ 向こうへ
(あたらしいときをうつねが)
新しい刻を打つ音が
(こどうはずませて)
鼓動 弾ませて
(そのせいめいのうんめいを)
その生命の運命を
(つねなきふうとじゃれあって)
常無き風と戯れあって
(あなたがさかせる)
貴方が咲かせる
(はなはなにをねがう)
花は何を願う?
(さかせさかせ)
咲かせ咲かせ