痾と蒼/ある調味料
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歌詞(問題文)
(ぼくのましたみなもあわのおとざわとそよぐえだまはそらのよう)
ぼくの真下 水面 泡の音 ざわとそよぐ 枝間は空のよう
(ぼくのかしたみぎてあかはまたべたといとをひいていた)
ぼくの化した 右手 赤はまた べた と糸を引いていた
(ぼくのほはばかたるかげぼうしだらとさがるになわはくものよう)
ぼくの歩幅 語る 影法師 だらとさがる 荷縄は蜘蛛のよう
(ぼくのうしろのぞくあおいたまひとつだれのしわざすさびわざ)
ぼくの後ろ 覗く 蒼い珠ひとつ 誰の仕業 遊び事?
(ああからからぱっちわーくぬいぐるみ)
ああ からから パッチワーク ぬいぐるみ
(そうただただにあかがほしいだけ)
そう 唯々 丹赤が欲しいだけ
(ねえはりつけばしらのまんなかをええあたしにくださいな)
ねえ 磔柱の真ん中を ええ あたしに くださないな
(ああまっしろのあをとあかあかとふかくさしこんでえねしす)
ああ 真っ白の 痾を と 明々と 深く刺し込んで エネシス
(ぼくはなにもおぼえてないけれどさそわれたのだろろろろ)
ぼくはなにも覚えてないけれど 誘われたのだろ ろ ろ ろ
(きみをたしたたまもわたのそこぱたとふせたしゅしょうはだれのもの)
きみを足した 玉藻 海の底 ぱたと伏せた 手掌は誰のもの?
(きみのかしとぼくのしかひとつぱきとひびをいれていた)
きみの瑕疵と ぼくの疵瑕ひとつ ぱきと罅を入れていた
(きみのほはばつむぐびんぼうしひたとながるもくずはほしのよう)
きみの歩幅 紡ぐ 鬢帽子 ひたと流る 藻屑は星のよう
(ぼくときみはいつかひとになるなんていうたのだかそうなのか)
ぼくときみは いつか ひとになる なんて 言うたのだか そうなのか
(ああぱらぱらかっとわーくのどつづみ)
ああ ぱらぱら カットワーク のどつづみ
(そうまだまだうすめたあかくちば)
そう 未だ々々 薄めた赤朽葉
(なあはりつけばしらのまんなかはさああたしはしらないな)
なあ 磔柱の真ん中は さあ あたしは 知らないな
(ああまうしろのかいとふかぶかとかるくあそばせてますけら)
ああ 真後ろの 海と 深々と 軽く遊ばせて マスケラ
(ああぼくはみじんもうごけぬけどそれでいいのだろろろろ)
ああ ぼくは 微塵も動けぬけど それでいいのだろ ろ ろ ろ
(まっさらのあいとたかだかとおもくしずませてなるこぜ)
真っ新の 愛と 高々と 重く 沈ませて ナルコゼ
(きみはぼくのからだをとくそめてきょきょとかしていたたたた)
きみはぼくの身体を疾く染めて虚々と化していた た た た