だから会いにいく

(とけいのはりのおいかけっこみたいに)

時計の針の追いかけっこみたいに

(すれちがってばっかのぼくらだから)

すれ違ってばっかの僕らだから

(たまにかさなるほんのいっしゅんが)

たまに重なるほんの一瞬が

(なによりもいとおしいんだよなあ)

何よりも愛おしいんだよなあ

(きみのすべてはきっとわからない)

君のすべてはきっと分からない

(うまれたまちやそのおもいでとか)

生まれた街や その思い出とか

(せめてしりたいねえうれしいとき)

せめて知りたい ねえ 嬉しいとき

(どんなかおでわらうのかい)

どんな顔で笑うのかい？

(らららだからいまあいにいくのさ)

ららら だから今 会いにいくのさ

(ぼくのしらないきみのもとへ)

僕の知らない君のもとへ

(すこしとおくたってへいきさ)

少し遠くたって平気さ

(せいぜいちきゅういっこぶんだろ)

せいぜい地球一個分だろ

(らららだからいまあいにいくのさ)

ららら だから今 会いにいくのさ

(おいかけっこならおうほうがいいね)

追いかけっこなら追うほうがいいね

(きせつはまっちゃくれないな)

季節は待っちゃくれないな

(あっというまにおわっちゃうまえに)

あっという間に終わっちゃう前に

(だからいまあいにいく)

だから今 会いにいく

(よるそらにうかぶはなびみたいに)

夜空に浮かぶ花火みたいに

(きれいなものほどすぐきえちゃうから)

きれいなものほどすぐ消えちゃうから

(きみとみていたいなにもかもめいっぱい)

君と見ていたい 何もかも目一杯

(またたきももったいないぐらい)

瞬きももったいないぐらい

(らららだからいまあいにいくのさ)

ららら だから今 会いにいくのさ

(ぼくのしらないきみのもとへ)

僕の知らない君のもとへ

(まぶしくひかるこのいまが)

まぶしく光るこの今が

(ぱっときえてしまうまえに)

パッと消えてしまう前に

(とけいのはりはぎゃくまわりなんてしないし)

時計の針は逆回りなんてしないし

(おなじきせつはにどとはこないし)

同じ季節は二度とは来ないし

(ふりかえるほどすすんじゃいないし)

振り返るほど進んじゃいないし

(さあいこうかきみにあいにいこうか)

さあ いこうか 君に会いにいこうか

(らららだからいまあいにいくのさ)

ららら だから今 会いにいくのさ

(ぼくのしらないきみのもとへ)

僕の知らない君のもとへ

(すこしとおくたってへいきさ)

少し遠くたって平気さ

(せいぜいちきゅういっこぶんだろ)

せいぜい地球一個分だろ

(らららだからいまあいにいくのさ)

ららら だから今 会いにいくのさ

(このてこのあしでたしかめにいくんだ)

この手 この足で確かめにいくんだ

(きせつはまっちゃくれないな)

季節は待っちゃくれないな

(あっというまにおわっちゃうまえに)

あっという間に終わっちゃう前に

(だからいまだからいまあいにいく)

だから今 だから今 会いにいく