迷子の僕に
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歌詞(問題文)
(うまれたまちがきらいだったたいくつなひびがきらいだった)
生まれた街が嫌いだった 退屈な日々が嫌いだった
(こわれてとまったとけいのはりにきづかないひとがきらいだった)
壊れて止まった時計の針に 気付かない人が嫌いだった
(うわべのことばがきらいだったごまかしのうそがきらいだった)
上辺の言葉が嫌いだった 誤魔化しの嘘が嫌いだった
(そのおくでみにくくとぐろまいたほんねはもっときらいだった)
その奥で醜くとぐろ巻いた 本音はもっと嫌いだった
(そんなふうにしてすべてのろったじぶんがなによりきらいでさ)
そんな風にしてすべて呪った 自分が何より嫌いでさ
(まよわないすべをさがしてまよいこんだみちのふくろこうじのさき)
迷わない術を探して 迷い込んだ道の袋小路の先
(ないてたひざをかかえたよわむしなぼくにおとずれたきせき)
泣いてた膝を抱えた 弱虫な僕に訪れた奇跡
(さしだされたそのてのむこうにいたのはきみなんだ)
差し出されたその手の向こうにいたのは 君なんだ
(にくまれるならあいさないほうがだまされるならしんじないほうが)
憎まれるなら愛さない方が 騙されるなら信じない方が
(わらわれるならつたえないほうがみうしなうならさがさないほうが)
笑われるなら伝えない方が 見失うなら探さない方が
(じぶんをだまするーるでしばったはんどるじゃどこもめざせないんだ)
自分を騙すルールで縛った ハンドルじゃどこも目指せないんだ
(いつかたにぞこにおちてくしんろそれまできづきもしないまんま)
いつか谷底に落ちてく針路 それまで気付きもしないまんま
(そんなふうにしてすべていつわってじぶんにくさりをかけたのさ)
そんな風にしてすべて偽って 自分に鎖をかけたのさ
(わすれたいそうねがうほどわすれられないものがやまほどあるんだよ)
忘れたいそう願うほど 忘れられないものが山ほどあるんだよ
(おびえてあしがすくんでなにもできないぼくをすくいだすきせき)
怯えて足がすくんで 何もできない僕を救いだす奇跡
(たやすくこのくさりをほどいたのはきみなんだ)
容易くこの鎖を解いたのは 君なんだ
(きみなんだだれにもさがされなかったまいごのぼくを)
君なんだ 誰にも探されなかった迷子の僕を
(みつけてつれだしてなまえをよんでくれたこと)
見つけて連れ出して 名前を呼んでくれたこと
(それだけがすべて)
それだけがすべて
(まよわないひはないけどきらいだったものはなくならないけど)
迷わない日は無いけど 嫌いだったものは無くならないけど
(おびえてなんどもないてそれでもぼくはまたあるいていけるから)
怯えて何度も泣いて それでも僕はまた歩いていけるから
(さしだされたそのてをつよくにぎっていれればつないでいれれば)
差し出されたその手を強く握っていれれば 繋いでいれれば
(ずっと)
ずっと