秘密の放課後

(げつようのあさいつもとちがう)

月曜の朝　いつもと違う

(かみがたできづくかしら)

髪型で気付くかしら？

(１０せんちみじかくしたすかーと)

10センチ　短くしたスカート

(あなたをどきどきさせたいおとめごころよ)

あなたをドキドキさせたい　乙女心よ

(まどのそとであなたのわらうこえがきこえるだけで)

窓の外で　あなたの笑う声が聞こえるだけで

(むねのおくがちくちくしていたくなるのいわないで)

胸の奥がチクチクして　痛くなるの　言わないで

(ほんとうはきづいてる)

本当は気付いてる

(あなたにむちゅうなこのきもちはじめてなの)

あなたに夢中なこの気持ち「ハジメテ」なの

(もうこどもなんかじゃないからぜんぶがほしいよくばりね)

もう子供なんかじゃないから　全部が欲しい　欲張りね

(あなたのしせんをひとりじめしたい)

あなたの視線を　独り占めしたい

(わたしだけみてて)

私だけ見てて

(なんてだいたんなおねがいいえるかしら)

なんて　大胆なお願い言えるかしら？

(ひみつのほうかご)

秘密の放課後

(どようびのよるあなたはなにをしてる)

土曜日の夜　あなたは何をしてる？

(あえないときつのるおもい)

会えない時間(トキ)募る思い

(おんなのこだってきょうみしんしんなこといろいろしたいししりたいおとしごろなの)

女の子だって興味津々な事　色々したいし知りたいお年頃なの

(ひとめをしのんであのひのきょうしつであったこと)

人目を忍んで　あの日の教室であった事

(だれにもいえないでもいいたいはりさけそういじわるね)

誰にも言えない…でも言いたい　張り裂けそう　意地悪ね

(しせんでいじめないで)

視線で虐めないで

(はずかしいけどうれしいこのきもち)

恥ずかしいけど嬉しいこのキモチ

(あなただけがわかるさいんでばれないように)

あなただけがわかる仕草(サイン)でバレないように

(だきしめて)

抱きしめて

(ふたりのきょりがちかくなるたび)

二人の距離が近くなる度

(おとなになるきがする)

大人になる気がする

(しってしまったこのあじがくせになりそうよ)

知ってしまったこの味が癖になりそうよ

(ひみつのほうかご)

秘密の放課後

(すけたせんはずれたぼたん)

透けた線　外れたボタン

(たかなるこどうふれるて)

高鳴る鼓動　触れる手

(ふるえるくちびるしたたるあせ)

震える唇　したたる汗

(あわいかおりゆれるかみ)

淡い香り　揺れる髪

(ひとみとじてこえをひそめ)

瞳閉じて　声を潜め

(あまいことばいわないで)

甘い言葉　言わないで

(だきしめてきすをして)

抱きしめて　キスをして

(またふたりのひみつがふえていく)

また二人の秘密が増えていく

(このままでいいの)

このままでいいの？

(わからないほどおぼれていくみだれていく)

わからない程　溺れていく乱れていく

(あいしてる)

アイシテル

(むねがあつくてじんじんとまらない)

胸が熱くて　ジンジン止まらない

(わたしへんかしら)

私　変かしら？

(おもいだすだけでせきめん)

思い出すだけで赤面

(ふたりだけのひみつのほうかご)

二人だけの　秘密の放課後