その汽車には乗らなかった
作:くるりんご
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歌詞(問題文)
(ああまたここにきちゃったの)
「ああ、またここに来ちゃったの?」
(はいきょびるのおくかいだんのしたにあるふるいひじょうとびら)
廃墟ビルの奥、階段の下にある古い非常扉
(12けただいやるしてさびついたどあのぶまわせば)
12桁ダイヤルして、錆びついたドアノブ回せば
(そこはゆめのくに)
そこは夢の国
(にんぎょうあるまちあいすぎてしろいついたてのむこうがわから)
人形ある待合すぎて、白い衝立の向こう側から
(かうんせらーはささやいた)
カウンセラーは囁いた
(またまよいこんでしまったねさてきみはこれからどうしたいの)
「また迷い込んでしまったね、さて君はこれからどうしたいの?」
(しょうじょはうつむいた)
少女は俯いた
(いきていたってしんでいたって)
生きていたって、死んでいたって
(だれのめにもぼくはうつってないから)
誰の目にも僕は映ってないから
(はじめからなかったことにして)
はじめからなかった事にして
(そうかんがえなさんなだれかしらきっと)
そう考えなさんな、誰かしらきっと
(きみのそんざいをいわってくれるやからは)
君の存在を祝ってくれる輩は
(かくりつしているから)
確立しているから
(ああまたここにきちゃったね)
「ああ、またここに来ちゃったね」
(かいてんいすにはくいかけてかうんせらーはほほえんだ)
回転椅子に白衣かけて、カウンセラーは微笑んだ
(ねおんてとらによくにたさかながくうちゅうをひらりおよいで)
ネオンテトラによく似た魚が、空中をひらり泳いで
(そのきせきはかがやいた)
その軌跡は輝いた
(ふぉーまるはうといきのきっぷを2まいずじょうたかくほうりなげて)
フォーマルハウト行きの切符を2枚、頭上高く放り投げて
(かうんせらーはほのめかした)
カウンセラーは仄めかした
(またまよいこんでしまったねさてきみはこれからどうするの)
「また迷い込んでしまったね、さて君はこれからどうするの?」
(しょうじょとめがあった)
少女と目があった
(いきていたくてしんでいたくて)
生きていたくて、死んでいたくて
(なんのためにいきているかわからないから)
何の為に生きているか判らないから
(いっしょにつれてって)
一緒に連れてって
(そうかんがえなさんなすくなくともぼくは)
そう考えなさんな、少なくとも僕は
(きみのそんざいしょうめいしょはっこうしたいとおもうから)
君の存在証明書、発行したいと思うから
(もういちどよくかんがえてみて)
もう一度、よく考えてみて
(ひらかなくなったひじょうとびらが)
開かなくなった非常扉が
(かたることはたったたったひとつだろう)
語ることは、たった、たった一つだろう
(もうすでにこたえはでていた)
もう既に答えは出ていた
(せかいはまわるかんしょうはとまる)
世界は廻る、感傷は止まる
(またあえるひをたのしみにしてるそれまでおげんきで)
「また会える日を楽しみにしてる、それまでお元気で」
(とおくのきてきにみみをすました)
遠くの汽笛に耳を澄ました