誰がために鐘は鳴る

(はるにははながさき)

春には花が咲き

(なつにはみをむすび)

夏には実を結び

(せつないあきをくぐりぬけ)

切ない秋をくぐり抜け

(ふゆをたえしのぶ)

冬を耐え忍ぶ

(なにかをなくすのはわるいことじゃなくて)

何かをなくすのは悪いことじゃなくて

(ほんとうのしあわせにであうためさ)

本当の幸せに出会うためさ

(そうおもえばいい)

そう思えばいい

(わかりあえなくてすぎてゆくひと)

解り合えなくて過ぎて行く人

(みしらないかおで)

見知らない顔で

(ああかぜがなぶるぼくのむね)

ああ風がなぶる僕の胸

(いまこそあゆめと)

いまこそ歩めと

(ああてをはなれたゆめにも)

ああ手を離れた夢にも

(よびかけてみようつぶやいてみよう)

呼びかけてみよう呟いてみよう

(ぼくはいきると)

僕は生きると

(このてにだいたのはまぼろしではなくて)

この手に抱いたのは幻ではなくて

(たしかにつたえたかったことばさ)

確かに伝えたかった言葉さ

(といき　ぬくもりで)

吐息　温もりで

(ぼくののこしたこのあいのうた)

僕の残したこの愛の歌

(だれかのこえで)

誰かの声で

(ああどこをこえてながれてく)

ああどこを越えて流れてく

(きょうというじだいで)

今日という時代で

(ああみみをすませめをこらせ)

ああ耳をすませ目をこらせ

(ふれあうはーもにーよりそうように)

触れ合うハーモニー寄り添うように

(ぼくはうたうと)

僕は歌うと

(いまのぼくにはわからない)

今の僕には分からない

(みちがみえかくれて)

道が見え隠れて

(こころにひびくまぶたにしみる)

心に響く瞼に染みる

(だれがためにかねはなる)

誰がために鐘は鳴る

(ああかぜがなぶるぼくのむね)

ああ風がなぶる僕の胸

(いまこそあゆめと)

いまこそ歩めと

(ああかぜがなぶるぼくのゆめ)

ああ風がなぶる僕の夢

(いまこそあゆめと)

いまこそ歩めと

(ああてをはなれたゆめにも)

ああ手を離れた夢にも

(よびかけてみようつぶやいてみよう)

呼びかけてみよう呟いてみよう

(ぼくはいきると)

僕は生きると