君と春が来る

(ぼくのしかくいへやにきみとはるがくる)

僕の四角い部屋に君と春が来る

(うでどけいのはりがじれったい)

腕時計の針がじれったい

(くちびるをかさねたらよるとあさがくる)

唇を重ねたら夜と朝が来る

(こころのなかがずっとうるおう)

心の中がずっと潤う

(こんなにきみのことすきになってしまった)

こんなに君のこと好きになってしまった

(いちにちなんどもきみをおもってる)

一日何度も君を思ってる

(ぼくのつくったすーぷいっぱいあいでいっぱい)

僕のつくったスープいっぱい愛でいっぱい

(きみをおどろかせたい)

君を驚かせたい

(みずうみのはくちょうがひろげたはねのように)

湖の白鳥が広げた羽根のように

(ぼくはきみのことだきしめる)

僕は君のこと抱きしめる

(きみがそろえてくれたぴかぴかのこっぷ)

君が揃えてくれたピカピカのコップ

(だいやもんどのようにかざって)

ダイヤモンドのように飾って

(こんなにきみのことすきになってしまった)

こんなに君のこと好きになってしまった

(いつものおんがくかけてまってる)

いつもの音楽かけて待ってる

(もうすぐちゃいむがなってきみはこういうだろう)

もうすぐチャイムが鳴って君はこう言うだろう

(ただいまっていうだろう)

ただいまって言うだろう

(みずうみのはくちょうがひろげたはねのように)

湖の白鳥が広げた羽根のように

(ぼくはきみのことだきしめる)

僕は君のこと抱きしめる

(しまいわすれたせんぷうきを)

仕舞い忘れた扇風機を

(へやのすみっこにおいて)

部屋の隅っこに置いて

(またなつがきたならまわるおもいだすように)

また夏が来たなら回る思い出すように

(みずうみのはくちょうがひろげたはねのように)

湖の白鳥が広げた羽根のように

(ぼくはきみのことだきしめる)

僕は君のこと抱きしめる

(みずうみのはくちょうがひろげたはねのように)

湖の白鳥が広げた羽根のように

(ぼくはきみのことだきしめる)

僕は君のこと抱きしめる