Bitter

(まっかなあめふらすくもはけちらそうそれがとうぜん)

真っ赤な雨降らす雲は蹴散らそうそれが当然

(きんもくせいのようなあなたがいとおしいひどくいとおしい)

金木犀のような貴方が愛おしい酷く愛おしい

(きっとみすじゃっじだそれでもみあげてたいでもさわりたい)

きっとミスジャッジだそれでも見上げてたいでも触りたい

(このかんびをだいたままぜつめいしたいとすらおもうのに)

この甘美を抱いたまま絶命したいとすら思うのに

(しゃったーをきりたりないぜったいてきなびにこがれてたい)

シャッターを切り足りない絶対的な美に焦がれてたい

(このむじゅんをなんてよぶのでしょう)

この矛盾をなんて呼ぶのでしょう

(あいしてやまないあなたいがいこのふれーむはうつせない)

愛して止まない貴方以外このフレームは映せない

(あのつきみたいなはがゆさがいつだってせつなくさせるから)

あの月みたいな歯痒さがいつだって切なくさせるから

(しつこいなんていわれてもゆずれないことがある)

しつこいなんて言われても譲れない事がある

(なんおくかいでもいおうかわがいだいなるうつくしいかれ)

何億回でも言おうか我が偉大なる美しい彼

(あなたがおしたせなかならどんなむぼうでもいどむでしょう)

貴方が押した背中ならどんな無謀でも挑むでしょう

(はじめてのかんじょうばかりおしえてくれよかみさまこのしあわせよえたーなる)

初めての感情ばかり教えてくれよ神様　この幸せよエターナル

(こんなじゅうしょうならぶそんぐどのけんさくもひっかかんない)

こんな重症なラブソングどの検索も引っかかんない

(さいせいするたびきにいらないってかおするのはどうして？)

再生するたび気に入らないって顔するのはどうして？

(これがじぶんよがりのらうじーそんぐきづいたのきずつけていたの)

これが自分よがりのラウジーソング気づいたの傷つけていたの

(おとしたくりをひろおうにもておくれだとおくびょうがみずをさす)

落とした栗を拾おうにも手遅れだと臆病が水を差す

(こみあげてきたなみをせきとめきれずこぼれたこのほんねどうかどんかんなぼくをほうむって)

込み上げてきた波をせき止めきれず零れたこの本音どうか鈍感な僕を葬って

(あいしてやまないあなたをりかいするのがこわいよ)

愛して止まない貴方を理解するのが怖いよ

(かたおもいもまたわるくないあんらくなゆめにしずんでたい)

片思いもまた悪くない安楽な夢に沈んでたい

(あいしてやまないあなたがおしえてくれたみちせかい)

愛して止まない貴方が教えてくれた未知世界

(おそれてちゃどうどうめぐりいこーるじゃなきゃきすもできない)

恐れてちゃ堂々巡りイコールじゃなきゃキスもできない

(やめるときもすこやかなるときもこのよのおわりだってさ)

病める時も健やかなる時もこの世の終わりだってさ

(はいつくばってでもはなさないわがさいあいなるうつくしいかれ)

這いつくばってでも放さない我が最愛なる美しい彼

(このばしょはけっしてゆずらないこのふれーむはえいえんにゆるがない)

この場所は決して譲らないこのフレームは永遠に揺るがない