Re:alize

(まだまだそらはさひかりをうけいれず)

まだまだ空はさ　光を受け入れず

(はきだしたぼくのことばがしろくとける)

吐き出した僕の言葉が白く溶ける

(ねむったえきはさはじまりのゆめをみる)

眠った駅はさ　始まりの夢を見る

(のりこんだぼくははくめいのもとへと)

乗り込んだ僕は薄明のもとへと

(おもいひとつまたちゅうをまった)

想い　一つ　また宙を舞った

(つよくつよくこのてをにぎった)

強く　強く　この手を握った

(きりすぎつめがすこしいたむくらいに)

切りすぎ爪が少し痛むくらいに

(あのひつづったきみへのおもいは)

あの日綴った君への想いは

(もうとじこめてはいたくないんだ)

もう閉じ込めてはいたくないんだ

(とどけにいくよぼくのこえがとどく)

届けにいくよ　僕の声が届く

(そのばしょまであとすこし)

その場所まで　あと少し

(かおをだすあさひをほしをむかえいれる)

顔を出す朝日を　星を迎え入れる

(みなもがうつしだすわずかいっしゅんのせかい)

水面が映し出すわずか一瞬の世界

(みなれないけしきが)

見慣れない景色が

(ぼくをせかすようで)

僕を急かすようで

(にぎりっばなしの)

握りっばなしの

(てのかんかくはもうない)

手の感覚はもうない

(おもいひとつまたちゅうをまった)

想い　一つ　また宙を舞った

(たぐりよせるきえないようにと)

手繰り寄せる　消えないようにと

(とまらないんだよ)

止まらないんだよ

(すべてかそくしていく)

すべて加速していく

(あいいろのそらにかざしたおもいは)

藍色の空にかざした想いは

(これからぼくのこえできみへととどく)

これから僕の声で君へと届く

(あのひつづったきみへのおもいは)

あの日綴った君への想いは

(もうとじこめてはいたくないんだ)

もう閉じ込めてはいたくないんだ

(とどけにいくよきみのもとへ)

届けにいくよ　君のもとへ

(はしるはしるはしる)

走る　走る　走る

(ずっととじこめていたきみへのおもいを)

ずっと閉じ込めていた君への想いを

(なんどもなんどもなんども)

何度も　何度も　何度も

(ぼくはさけぶよ)

僕は叫ぶよ

(とどけにきたよこのばしょまで)

届けに来たよ　この場所まで

(このおもいがいまとどいた)

この想いが今　届いた