口なしの黒百合/ウォルピスカーター
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歌詞(問題文)
(ゆがんでいく)
歪んでいく
(さもいしつさにせかいがえずいたみたいだった)
さも異質さに世界が嘔吐いたみたいだった
(わからないがわからない)
解らないが解らない
(ひとりぼっち)
独りぼっち
(ねうちもない)
値打ちもない
(ゆがんでいくんでしょう)
歪んでいくんでしょう
(ねはくさりくずれゆくしんさえ)
根は腐り崩れゆく芯さえ
(もういみがない)
もう意味がない
(ともしびさえむかんしんだったころ)
灯火さえ無関心だった頃
(うろのうつわをみたしたまなざしは)
うろの器を満たした眼差しは
(つめたいあめのなかさいなんだ)
冷たい雨の中 苛んだ
(てが)
手が
(こころが)
心が
(いつくしみが)
慈しみが
(あわれみが)
哀れみが
(わたしの)
私の
(むくなままくるしんで)
無垢なまま苦しんで
(あいして)
愛して
(りーどをにぎらせて)
リードを握らせて
(とどかないまぶしさにめをそむけて)
届かない眩しさに目を背けて
(けがれをわかち)
汚れを分かち
(あい)
愛
(ちかい)
誓い
(でいねいをはみ)
泥濘を喰み
(えいえんにはいしたせかいのなか)
永遠に排した世界の中
(わたしと)
私と
(ゆがんでいる)
歪んでいる
(ほのおかたむいて)
炎傾いて
(すくったやまいをはらうように)
巣食った病を払うように
(かわらないわたまらない)
変わらないわ たまらない
(ひとりぼっちね)
独りぼっちね
(すくいはない)
救いはない
(ゆがんでいるんでしょう)
歪んでいるんでしょう
(てをひかれうかんだくもんにくちをさいた)
手を引かれ 浮かんだ苦悶に口を裂いた
(おうごんさえわたしてしまってもいい)
黄金さえ渡してしまってもいい
(みたされてるの)
満たされてるの
(ほんとよたいせつにましろのくびわをつけさいだんへ)
ホントよ 大切に真白の首輪を付け祭壇へ
(みも)
身も
(こころも)
心も
(あなたいがい)
あなた以外
(すべてをやきつくす)
全てを焼き尽くす
(おちたさきらくえんへ)
墜ちた先 楽園へ
(あいしてる)
愛してる
(りーどはおねがいね)
リードはお願いね
(じらさないで)
焦らさないで
(ふるえるゆびさきまで)
震える指先まで
(どろどろにとけ)
どろどろに溶け
(あい)
愛
(いたみ)
痛み
(えいごうのとき)
永劫の時
(めつぼうのたいかに)
滅亡の対価に
(ささげましょう)
捧げましょう
(しあわせ)
幸せ
(ゆがんでいるえがお)
歪んでいる笑顔
(いしつさにあなたはえずいてしまうかしら)
異質さに貴方は嘔吐いてしまうかしら
(くちなしのはながさいていた)
クチナシの花が咲いていた