斑にマーガレット

(いつものまーまれいど)

いつものマーマレイド

(こいめのこうちゃをめいど)

濃いめの紅茶をメイド

(くわえてあまめのしこうもーにんぐ)

咥えて甘めの至高モーニング

(ちいさいこのるーむめいと)

小さい、このルームメイト

(きょうりょくてきらいふわーく)

協力的ライフワーク

(しゃしんたてひとつのぞいた)

写真立て１つ覗いた

(ときたまざらついたかんじょう)

時たまざらついた感情

(なにかがたりないみたいな)

なにかが足りないみたいな

(でもげんじつなんてじっさいあんがいたりないんじゃない)

でも現実なんて実際案外足りないんじゃない？

(とくぎまあいっかでさ)

特技“まあいっか。”でさ

(そふぁにすいこまれる)

ソファに吸い込まれる

(あえてとだえてくゆめのざんぞう)

会えて途絶えてく夢の残像

(うつったりぼんがちらり)

映ったリボンがチラリ

(そうだばいたいはだいたんなまーがれっと)

そうだ、媒体は大胆なマーガレット

(なつかしいかおりがした)

懐かしい香りがした

(まどうありもしないすとーりー)

惑う在りもしないストーリー

(なくしたことのははねるなら)

失くした言の葉跳ねるなら

(いつだってあたりまえだってのーるっくで)

いつだって“当たり前”だってノールックで

(ぷらすちっくなにちじょうけいかいしてどろーいんぐ)

プラスチックな日常　警戒してドローイング

(いつからたえまなく)

いつから絶え間なく

(れきしのさきおーばーらっぷ)

歴史の先オーバーラップ

(そらしたきづきでひもをといてく)

逸らした気付きで紐を解いてく

(ちいさくてもぷりんしぱる)

小さくてもプリンシパル

(かくしんてきぱらだいむ)

革新的パラダイム

(ことなってくへんかきゅう)

異なってく変化球

(こんくりーとひねるみたいに)

(コンクリート捻るみたいに……)

(そもそものそんざいのいっぽ)

そもそもの存在の一歩

(もしももこんげんのざんとう)

もしもも根源の残党

(まあげんじつなんてじっさいあんがいきていちなんじゃない)

まあ現実なんて実際案外規定値なんじゃない？

(とくぎまいるーるってさ)

特技“マイルール”ってさ

(それほんとうにまいなの)

それ本当にマイなの？

(かいてもがいてくゆめのげんそう)

描いてもがいてく夢の幻想

(うつったえがおがちらり)

映った笑顔がチラリ

(なんかあたまんなかそうぜんなだんすほーる)

なんか、頭ん中騒然なダンスホール

(なぜだろうなみだがおちて)

何故だろう、涙が落ちて……

(まわるありもしないすとーりー)

廻るありもしないすとーりー

(なくしたことのはまざるほど)

失くした言の葉混ざるほど

(いいくるめるそんなもんなんてばーれすくだ)

言いくるめる“そんなもん”なんてバーレスクだ

(どらすてぃっくなにちじょうすいこうしてはんてぃんぐ)

ドラスティックな日常　推敲してハンティング

(もしもあこがれたぬくもり)

もしも、憧れた温もり

(となりにそっといられるなら)

隣にそっと居られるなら

(だいしょうにこのこころ)

代償に、この心、

(むくちにつないだあいでおどって)

無口に繋いだ愛で踊って

(そんなせかいがあったとしたあー)

そんな世界があったとした……あー

(まどうありもしないすとーりー)

惑うアリもしないスとーりー

(なくしたことばがながれだす)

失くした言葉が流れ出す

(いつもそんなもんだってなげだしてた)

いつも“そんなもん”だって投げ出してた

(ゆめみてきたにちじょうおもいだしていく)

夢見てきた日常思い出していく

(あおくひかるそらが)

青く光る空が

(ころんところがるどれすをてらす)

コロンと転がるドレスを照らす

(そーいんぐしたりぼんがゆれてきょうもゆめみる)

ソーイングしたリボンが揺れて今日も夢見る

(てをつないでよりそったまいどーるたちと)

手を繋いで寄り添ったマイドール達と

(わらいあうようなしこうのもーにんぐ)

笑い合うような至高のモーニング