記憶(概要欄に解説あり)〜第7弾〜

(おれのむすめはあたまがわるい。)

俺の娘は頭が悪い。

(おれがいろんなことをおしえてもぜんぜんおぼえてくれない。)

俺がいろんなことを教えても全然覚えてくれない。

(つまとそうだんをして、びょういんにいってみることにした。)

妻と相談をして、病院に行ってみることにした。

(そしたら、いしゃに)

そしたら、医者に

(「きおくがへんになってしまうかもしれませんが、むすめさんはなおせますよ。)

「記憶が変になってしまうかもしれませんが、娘さんは治せますよ。

(いっしゅうかんごにきてください。」)

一週間後に来てください。」

(といわれて、むすめはにゅういんすることにした。)

と言われて、娘は入院することにした。

(いっしゅうかんご．．．)

一週間後...

(おれとつまはびょういんにいった。)

俺と妻は病院に行った。

(そしたら、むすめがてんさいになっていた。)

そしたら、娘が天才になっていた。

(だからおれは、せんせいにおれいをいいにいこうとしたら、)

だから俺は、先生にお礼を言いに行こうとしたら、

(とおりかかったおじさんがおれにこうはなしかけてきた。)

通りかかったおじさんが俺にこう話しかけてきた。

(「ぱぱ」といわれた。)

「パパ」と言われた。

(なんだかききおぼえのあるこえだな。とおもった。)

なんだか聞き覚えのある声だな。と思った。