late in autumn
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1952年5月1日 発売
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歌詞(問題文)
(まいおちたはなびらがこなゆきにかわるころ)
舞い落ちた花弁が 粉雪に変わる頃
(まいあがるいとしさをだきしめた)
舞い上がる愛しさを抱きしめた
(しずかにゆれてたこのははいまにも)
静かに揺れてた木の葉は今にも
(おわりをつげてちっていく)
終わりを告げて散っていく
(あきかぜかおるゆうひさすみちに)
秋風薫る 夕陽射す道に
(ふたりのかげさがす)
二人の影探す
(つらくなるたびにきみをきずつけた)
辛くなる度に 君を傷つけた
(じぶんだけまもることばかり)
自分だけ守ることばかり
(ことばにしていたすれちがうひびを)
言葉にしていた擦れ違う日々を
(くぎるためのえがお)
区切るための笑顔
(はじめてこころからひとをおもえたこときみがくれたから)
初めて心から人を 想えたこと 君がくれたから
(しんじてたよえいえんにこのときがつづくこと)
信じてたよ永遠に この時が続くこと
(ふりつもるおもいとめられなくて)
降り積もる想い 止められなくて
(きっときみがみえてなかった)
きっと君が見えてなかった
(そばにいれるただそれだけでずっとはるかさきも)
「そばにいれる...」ただそれだけで ずっと遥か先も
(いきていけるはずだとそうおもった)
生きている筈だとそう思った
(わたしはまだこどもで)
私はまだ子供で
(きみがながしたなみだにきづかずに)
君が流した涙に気付かずに...
(かよいなれたみちならんであるいた)
通いなれた道 並んで歩いた
(どこまでもいけるきがしてた)
どこまでも行ける気がしてた
(いつもきまってみぎどなりのきみ)
いつも決まって 右隣の君
(むねがたかなってた)
胸が高鳴ってた
(ひとみにうつったみらいはおなじと)
瞳に映った 未来は同じと
(たやすくきめつけていたんだ)
たやすく決め付けていたんだ
(あかねにそまったざっとうのなか)
茜に染まった 雑踏のなか
(つぶやいたごめんね)
呟いた「ごめんね」
(つないだてからながれこむ)
繋いだ手から流れ込む
(なによりあたたかいこのきもち)
何より温かいこの気持ち
(きっとわすれないように)
きっと忘れないように
(きみがのこしてくれた)
君が残してくれた...
(きみとみたけしきささいなひびも)
君と見た景色 些細な日々も
(すべてかがやいてみえたのは)
すべて輝いて見えたのは
(いつもきみがそばにいたから)
いつも君がそばにいたから
(くらいよるもぜんぶ)
暗い夜も全部
(のりこえてこられたの)
乗り越えてこられたの
(ねえどうしてわすれていたんだろう)
ねえどうして忘れていたんだろう
(きみがいたからわたしらしくいれた)
君がいたから私らしくいれた
(きえていくきみとみたいくつものきおくたち)
消えていく 君と見た いくつもの記憶たち
(まいあがるいとしさにとけていく)
舞い上がる愛しさに溶けていく...
(ふりつもるおもいこなゆきになり)
降り積もる想い 粉雪になり
(きっときみをいろどれるから)
きっと君を彩れるから
(ねがいひとつだけかなうならどうかきみのもとで)
願いひとつだけ叶うなら どうか君のもとで
(よりそえるやすらぎをかんじたいよ)
寄り添える安らぎを 感じたいよ
(あのひのけしきのなか)
あの日の景色のなか
(きみとふたりでゆめみたそのさきに)
君と二人で夢見たその先に...
(あいすることおしえてくれた)
愛すること 教えてくれた
(このいたみをわすれないから)
この痛みを忘れないから
(きみとわたしすごしたいみがいまこころにともる)
君と私 過ごした意味が いま 心に灯る
(つぎのきせつをこえたそのさきに)
次の季節を超えたその先に
(わたしはあるきだすよ)
私は歩き出すよ
(きみとちかったことばだけをだいて)
君と誓った言葉だけを抱いて...