Scarlet Rose／seleP

(うごきはじめたはぐるまはきしみつづけてただけど)

動き始めた感情(はぐるま)は軋み続けてた だけど

(わたしはしんじてたあなたがあいしつづけていると)

私は信じてた あなたが愛し続けていると

(にげつづけることがわたしにはりかいできなくて)

逃げ続ける事が 私には理解出来なくて

(はなさないでわたしのてをいつまでもだきしめて)

離さないで私の手を いつまでも抱きしめて

(うつむきがちなこころをさらしてもなにもかんじられずくるしい)

俯きがちな心を晒しても 何も感じられず苦しい

(いちずなあいはあなただけをみつめてほかにはなにもみえなくなっていく)

一途な愛はあなただけを見つめて 他には何も見えなくなっていく

(なみだはあかきしずくからなにをかんじるの？)

涙は赤き雫から 何を感じるの？

(ふれたくてだきしめられたくていまはなにもみえなくて)

触れたくて抱きしめられたくて 今は何も見えなくて

(うごきはじめたはぐるまはきしみつづけてただけど)

動き始めた感情(はぐるま)は軋み続けてた だけど

(わたしはしんじてたあなたがあいしつづけていると)

私は信じてた あなたが愛し続けていると

(にげつづけることがわたしにはりかいできなくて)

逃げ続ける事が 私には理解出来なくて

(はなさないでわたしのてをいつまでもだきしめて)

離さないで私の手を いつまでも抱きしめて

(ぬけだせないおもいではわたしをくるしめつづけ)

抜け出せない思い出は 私を苦しめ続け

(こうさするかんじょうはらせんのなかにとらわれる)

交差する感情は 螺旋の中に囚われる

(はいつくばってでもあなたにちかづきたくていまも)

這い蹲ってでも あなたに近づきたくて 今も

(げんそうをいだいてはてなきゆめをみつづけていた)

幻想を抱いて 果て無き夢を 見続けていた

(くらやみのなかであなたをかんじてはだかのままでだきよせてよ)

暗闇の中であなたを感じて 裸のままで抱き寄せてよ

(ほかのおんななんてころしてあげるこのよであなたをあいせるのはひとり)

他の女なんて殺してあげる この世であなたを愛せるのは一人

(わたしいがいにはいないよ)

私以外にはいないよ

(くるおしいほどにみだれさくばらのとげがささる)

狂おしいほどに乱れ咲く 薔薇の棘が刺さる

(いたみさえもいとしくて)

痛みさえも愛しくて

(うごきはじめたはぐるまはきしみつづけてただけど)

動き始めた感情(はぐるま)は軋み続けてた だけど

(わたしはしんじてたあなたがあいしつづけていると)

私は信じてた あなたが愛し続けていると

(にげつづけることがわたしにはりかいできなくて)

逃げ続ける事が 私には理解出来なくて

(はなさないでわたしのてをいつまでもだきしめて)

離さないで私の手を いつまでも抱きしめて

(ぬけだせないおもいではわたしをくるしめつづけ)

抜け出せない思い出は 私を苦しめ続け

(こうさするかんじょうはらせんのなかにとらわれる)

交差する感情は 螺旋の中に囚われる

(はいつくばってでもあなたにちかづきたくていまも)

這い蹲ってでも あなたに近づきたくて 今も

(げんそうをいだいてはてなきゆめをみつづけていた)

幻想を抱いて 果て無き夢を 見続けていた

(つきさしたやいばはふかくすべてをのみこんでゆく)

突き刺した刃は 深く 全てを飲み込んでゆく

(とびちるせんけつがわたしをあかくそめつづけてる)

飛び散る鮮血が 私を赤く染め続けてる

(せつなにちかったただくるおしいあいじょうだけは)

刹那に誓った ただ狂おしい愛情だけは

(いまもいちずなおもいただじゅんすいでむくなだけ)

今も一途な思い ただ純粋で無垢なだけ

(なにもかもころしてもなにもまわりがみえなくて)

何もかも殺しても 何も周りが見えなくて

(いしきをはかいされたしょうじょはなにをねがうのか)

意識を破壊された少女は 何を願うのか

(ただわらいながらそのやいばをじぶんにつきさして)

ただ笑いながら その刃を自分に突き刺して

(すべてのにくしみがしずかについえたしゅんかんに)

全ての憎しみが静かに潰えた瞬間に……