始まりのエンドロール

(ほおなでるやわらかいかぜ)

頬撫でる柔らかい風

(さくらとおどる)

桜と踊る

(ことしのはるはんだかいつもよりまえのめりだね)

今年の春はなんだかいつもより前のめりだね

(であいとわかれめぐって)

出会いと別れ巡って

(すすむつうかてん)

進む通過点

(じゅんばんがきただけだよだなんてね)

「順番が来ただけだよ」だなんてね

(つよがりはきっと)

強がりはきっと

(いみがないね)

意味が無いね

(もういかなきゃ)

もう行かなきゃ

(はじまるえんどろーる)

始まるエンドロール

(てをふってそれぞれのみちへ)

手を振ってそれぞれの道へ

(まっしろなかみをからふるにしてできたものがたり)

真っ白な紙をカラフルにしてできた物語

(これがいいんだとむねをはれるから)

これがいいんだ！と胸を張れるから

(あぁはなれてもはなれない)

あぁ 離れても離れない

(こころでずっとかんじている)

心でずっと感じている

(わかれのあとにみえるけしきは)

別れの後に見える景色は

(おわりじゃない)

終わりじゃない

(おわりじゃない)

終わりじゃない

(みらいへつづく)

未来へつづく

(はじまりのえんどろーる)

始まりのエンドロール

(ｗｏｗ)

Wow…

(ｗｏｗ)

Wow…

(あなたがこのせかいになまえをくれた)

あなたがこの世界に名前をくれた

(だいじないばしょ)

大事な居場所

(なくさずこのてににぎりしめていた)

失くさずこの手に握りしめていた

(どんなときもかわらずいてくてたね)

どんなときも変わらずいてくてたね

(こえとひかり)

声と光

(とどいていたよ)

届いていたよ

(きょりこえてきてくれたこと)

距離越えて来

(わすれないよ)

忘れないよ

(もうすこしだね)

もう少しだね

(なごりのあんこーる)

なごりのアンコール

(このこえわたしもとどけよう)

この声 私も届けよう

(さびしくないなんてうそ)

「寂しくない」なんて嘘

(だけどみつめたいものは)

だけど見つめたいものは

(かなしみやふあんじゃない)

悲しみや 不安じゃない

(やさしさくれたこころ)

優しさくれた心

(たのしいこと)

楽しいこと

(うれしいこと)

嬉しいこと

(うもれちゃいやだ)

埋もれちゃイヤだ ah

(もっといっしょにいれるせかいせんとかねがってしまうけど)

もっと一緒にいれる世界線とか願ってしまうけど

(きょうまでのひびはきえたりしないから)

今日までの日々は消えたりしないから

(なんじゅうねんたったとしても)

何十年経ったとしても

(あぁとめられないときのなか)

あぁ 止められない時のなか

(とめどなくあふれた)

とめどなく溢れた

(ことばがじょうずにちゃくちしてくれない)

言葉が上手に着地してくれない

(ありがとう)

ありがとう

(たりないよ)

（足りないよ）

(それでも)

それでも

(つたえたい)

（伝えたい）

(ありがとういじょうを)

ありがとう以上を

(まっしろなかみをからふるにしてできたものがたり)

真っ白な紙をカラフルにしてできた物語

(こっからはひとりでいろづけるから)

こっからはひとりで色付けるから

(こんどはみせあおう)

今度は見せ合おう

(ねぇこのさきがあしたでもあさってでもだいじょうぶ)

ねぇ この先が明日でも明後日でも大丈夫

(おもいでがせなかおしてくれるから)

思い出が背中押してくれるから

(まえむいて)

前向いて

(まえむいて)

（前向いて）

(えがおで)

笑顔で

(えがおで)

（笑顔で）

(さぁうごかそう)

さぁ動かそう

(はじまりのえんどろーる)

始まりのエンドロール

(ｗｏｗ)

Wow…

(ｗｏｗ)

Wow…

(ｗｏｗ)

Wow…

(ｗｏｗ)

Wow…