蜉蝣ーかげろうー

(うすべにみだれてまなつのよるのゆめゆめとびたつかげろうこいこがれる)

薄紅乱れて　真夏の夜の夢々　飛び立つ蜉蝣　恋焦がれる

(めにうつるのがわるいゆめならめをつぶるのはわるいくせなの)

眼に映るのが悪い夢なら　目をつぶるのは悪い癖なの

(ただいまだけはよいしれていたいらむしゅのうみにしずむたいよう)

ただ今だけは酔いしれていたい　ラム酒の海に沈む太陽

(くるおしいだれかのなまえくちずさむ)

狂おしい　誰かの名前口ずさむ

(なんてすてきなこのよはゆめだあなたとゆめであえる)

なんて素敵な　この世は夢だ　あなたと夢で会える

(うすべにみだれてまなつのよるのゆめゆめとびたつかげろうこいこがれる)

薄紅乱れて　真夏の夜の夢々　飛び立つ蜉蝣　恋焦がれる

(あなたをおもえばゆめにゆめにゆめみるあふれるよろこびとわにとわに)

あなたを想えば　夢に夢に夢見る　溢れる悦び　永久に永久に

(もえつきてゆくゆめのかがりびなみにきらめくいのちのざんし)

燃え尽きてゆく夢のかがり火　波に煌めく命の残滓

(くるおしいだれかのおもかげゆれてる)

狂おしい誰かの面影揺れてる

(まいあがるようにまいちるようにあなたとゆめでおどる)

舞い上がる様に　舞い散る様に　あなたと夢で踊る

(うすべにみだれてまなつのよるのゆめゆめとびたつかげろうこいこがれる)

薄紅乱れて　真夏の夜の夢々　飛び立つ蜉蝣　恋焦がれる

(あなたをおもえばゆめにゆめにゆめみるあふれるよろこびとわにとわに)

あなたを想えば　夢に夢に夢見る　溢れる悦び　永久に永久に

(いとおしいあなたをおもいやみかける)

愛おしい　あなたを想い闇駆ける

(とびらがひらくせかいがひらくこのよにいきたあかし)

扉が開く　世界が開く　この世に生きた証

(うすべにみだれてまなつのよるのゆめゆめとびたつかげろうこいこがれる)

薄紅乱れて　真夏の夜の夢々　飛び立つ蜉蝣　恋焦がれる

(あなたをおもえばゆめにゆめにゆめみるあふれるよろこびとわにとわに)

あなたを想えば　夢に夢に夢見る　溢れる悦び　永久に永久に

(うすべにみだれてまなつのよるのゆめゆめとびたつかげろうこいこがれる)

薄紅乱れて　真夏の夜の夢々　飛び立つ蜉蝣　恋焦がれる

(あなたをおもえばゆめにゆめにゆめみるあふれるよろこびとわにとわに)

あなたを想えば　夢に夢に夢見る　溢れる悦び　永久に永久に

(うすべにみだれてまなつのよるのゆめゆめ)

薄紅乱れて　真夏の夜の夢々