かすかでたしか

(あかねさすこうしゃのかげ)

茜さす校舎の影

(みつからないはずのせいしゅんのはしっこに)

見つからないはずの青春の端っこに

(すこしさわれたかもけどすぐきえちゃうかも)

少し触れたかも　けどすぐ消えちゃうかも

(きみがわらいかけてくれることも)

君が笑いかけてくれることも

(きれいだねきせきってよんでいいかな)

きれいだね　奇跡って呼んでいいかな

(こんなひびがすきだよすきだよすきだよ)

こんな日々が好きだよ　好きだよ　好きだよ

(だってずっとつづくわけじゃないからだきしめるの)

だってずっと続くわけじゃないから　抱きしめるの

(こどもからちょっとふみだしたはるのひに)

子供からちょっと踏み出した春の日に

(すすめすすめすすめいっぽずつ)

進め　進め　進め　一歩ずつ

(いまかすかでたしかなかぜがふく)

今かすかでたしかな風が吹く

(せめてぼくときみのあいだはせかいがすこしいろづきますように)

せめて僕と君の間は世界が少し色づきますように

(どんなきゃんばすをえがくかなどんなみらいになるかな)

どんなキャンバスを描くかな　どんな未来になるかな

(わからないけどしんじてみたいな)

わからないけど信じてみたいな

(えがおでてをふったらきっと)

笑顔で手を振ったらきっと

(じゃあまたねといえたらあしたがすこしたのしみになるね)

じゃあまたねと言えたら　明日が少し楽しみになるね

(きせつのはやさにそってことばかさねるぼくら)

季節の速さに沿って　言葉重ねる僕ら

(どうかどうかしあわせでありますようにだね)

どうか、どうか、幸せでありますように...だね！

(うたうようなせみしぐれと)

歌うような蝉時雨と

(どうろにけしょうするこなゆきをいききして)

道路に化粧する粉雪を行き来して

(すこしせがのびたねかみがたもにあうね)

少し背が伸びたね　髪型も似合うね

(いまのきみがいちばんすてきさ)

今の君が一番素敵さ

(これがもしかたちがなくなってきえちゃったら)

これがもし　形がなくなって消えちゃったら

(いやだよいやだよいやだよ)

嫌だよ　嫌だよ　嫌だよ

(だってずっとつづくわけじゃないのになにいってんだろ)

だってずっと続くわけじゃないのに何言ってんだろ？

(わがままもちゃんとみとめてあげたいから)

わがままもちゃんと認めてあげたいから

(ぼくときみとほんねをさあかわそうよ)

僕と君と本音を　さあ交わそうよ

(どうしたってすれちがうことはあるけどそれもあいせるでしょ)

どうしたってすれ違うことはあるけどそれも愛せるでしょ

(だからつよがらなくていいよむりしなくていいよ)

だから強がらなくていいよ　無理しなくていいよ

(つまらないうそはやめにしよう)

つまらない嘘はやめにしよう

(こころのあたたかさをきいて)

心のあたたかさを聞いて

(あたたかなおもいでがほしくなるからこえをかけちゃうよ)

あたたかな思い出が欲しくなるから声をかけちゃうよ

(ぼくはこうおもうんだきみもきかせてよ)

「僕はこう思うんだ　君も聞かせてよ」

(さくらがおどってぼくらをみおくって)

桜が踊って　僕らを見送って

(かすかだけどたしかなみらいへ)

かすかだけど　たしかな未来へ

(ちょっとさびしいよけどへいきだよしあわせにてをのばすから)

ちょっと寂しいよ　けど平気だよ　幸せに手を伸ばすから

(そうだぼくときみのあいだのしあわせに)

そうだ　僕と君の間の幸せに！

(こころはつながっていて)

心は、繋がっていて。

(たいせつだよねえきこえたかな)

大切だよ　ねえ、聞こえたかな？

(たいせつだよだから)

大切だよ　だから

(じゃあまたねといえたらあしたがもっとたのしみになるね)

じゃあまたねと言えたら明日がもっと楽しみになるね

(きせつのはやさにそってことばかさねよう)

季節の速さに沿って　言葉重ねよう

(こころはつながっていて)

心は、繋がっていて。

(どうかどうかどうかどうか)

どうか、どうか、どうか...どうか！

(どうかどうかどうかしあわせでありますようにだね)

どうか、どうか、どうか、幸せでありますように...だね！