アノカナタリウム

(まぶたかすめるすとろぼのむこう)

瞼かすめる ストロボの向こう

(まばゆいよぞらのつづきをあのひ)

まばゆい夜空の続きを あの日

(なぜかうたがいもせずしんじられたの)

なぜか疑いもせず 信じられたの

(「きせき」)

「キセキ」

(とうめいなひとみのおく)

透明な瞳の奥

(まよわずひろがるはもんに)

迷わず広がる波紋に

(ゆっくりのみこまれてゆくかんかく)

ゆっくり 飲み込まれてゆく感覚

(こたえのないこたえをさがしてた)

答えのない答えを 探してた

(しかくくかたどったゆびのなかに)

四角く形取った 指の中に

(それぞれのあすをかさねてる)

それぞれの明日を 重ねてる

(わたしのこえあなたのこえ)

わたしの声 あなたの声

(おりまぜてうちあげた)

織り交ぜて打ち上げた

(きらりはじけたひかりたちがほほえみかけてる)

キラリ　弾けた光達が　微笑みかけてる

(わたしはもっとかなたへずっと)

私はもっと　彼方へずっと

(はばたくためのつばさ)

羽ばたくための翼

(あなたがくれたゆうきのうたごえ)

あなたがくれた　勇気の歌声

(いちだんとばしかけあがるきもち)

一段飛ばし　駆け上がる気持ち

(しらないせかいのけしきをはやく)

知らない世界の景色を　早く

(からまるあしほどいてはしりつづけた)

絡まる足ほどいて　走り続けた

(いきをきらしたどりついたばしょ)

息を切らし　辿り着いた場所

(であったいくつものほしが)

出会った　幾つもの星が

(きづかせてくれたかがやけるざひょう)

気付かせてくれた　輝ける座標

(あこがれがちかづいてくるたびに)

憧れが　近づいて来るたびに

(わからないがふえつづけるぱらどっくす)

わからないが　増え続ける　パラドックス

(ありのままうつしだすすてーじ)

ありのまま　映し出すステージ

(わたしのおとあなたのおと)

わたしの音　あなたの音

(かさねていまをつむぐ)

重ねて　今を紡ぐ

(きいてまだみぬおかをこえてこだまするめろでぃ)

聞いて　まだ見ぬ丘を越えて　こだまするメロディ

(わたしはもっとかなたへずっと)

私はもっと　彼方へずっと

(てんぽそろえてすすむ)

テンポ揃えて進む

(りょうてにぬくもりかんじて)

両手に温もり　感じて

(あのかなたりうむ)

アノカナタリウム

(みらいをてらすまんてんのゆめぞら)

未来を照らす　満点の夢空

(てのとどきそうなきょりたなびくいまーじゅ)

手の届きそうな距離　たなびくイマージュ

(まだおわらないまだとまらない)

まだ終わらない　まだ止まらない

(つたえたいんだ)

伝えたいんだ

(「だいすき」と「ありがとう」をおとにのせて)

「大好き」と「ありがとう」を音にのせて

(こぼれるくらいいとしさとか)

こぼれるくらい　愛しさとか

(まぜこぜにつめこんで)

混ぜこぜに　詰め込んで

(わたしのこえあなたのこえ)

わたしの声　あなたの声

(おりまぜてうちあげた)

織り交ぜて打ち上げた

(きらりはじけたひかりたちはやくそくののーと)

キラリ　弾けた光達は　約束の音符(ノート)

(みんなじゃなきゃみんなとがいい)

みんなじゃなきゃ　みんなとがいい

(えんどろーるがなくたって)

エンドロールがなくたって

(このきずなをえいえんにつづけよう)

この絆を　永遠に続けよう

(ずっといっしょだよ)

ずっと一緒だよ

(いままでじゃなくこれからのうた)

今までじゃなく　これからの唄

(はじまりのかねかなたへひびけ)

はじまりの鐘　カナタへ響け