ザ・ヘッドレス・ホースマン

(ここにおあつまりのみなさんはしってるかい)

ここにお集まりの皆さんは知ってるかい

(よなかにそとでなにがおこっているか)

夜中に外で何が起こっているか

(このひはまよなかになるとおばけやかいぶつのぱーてぃーがはじまる)

この日は真夜中になるとお化けや怪物のパーティーが始まる

(みにくいつのにおっかないめ)

醜い角におっかない目

(おおきなきばをもつものもいる)

大きな牙を持つ者もいる

(ふとったのややせっぽちもひふさえまとっていないやつもいる)

太ったのや痩せっぽちも皮膚さえまとっていないやつもいる

(ほほーうそじゃないぜああこわいこわい)

ほほー嘘じゃないぜ　ああ怖い怖い

(これがほんとのはろうぃんないと)

これがほんとのハロウィンナイト

(それはまよなかすぎじゃんぼりーかいぶつたちがおどりだす)

それは真夜中過ぎジャンボリー怪物たちが躍りだす

(そいつらだっておそろしい)

そいつらだって恐ろしい

(けどへっどれすほーすまんがいちばん)

けどヘッドレス・ホースマンが一番

(はろうぃーんのよるにやってくる)

ハロウィーンの夜にやってくる

(それはまよなかうまをかりかぼちゃあたまをてにもち)

それは真夜中馬を駆りかぼちゃ頭を手に持ち

(かわりのあたまさがしてもりのなかをいくのさ)

代わりの頭探して森の中を行くのさ

(きをつけろあぶない)

気をつけろ危ない

(なかまにもきらわれた)

仲間にも嫌われた

(おこりんぼうでくびがない)

怒りんぼうで首がない

(おのれのめいにちにちかうさがすのはじぶんのあたま)

己の命日に誓う探すのは自分の頭

(もうかぼちゃあたまはいやだ)

もうかぼちゃ頭は嫌だ

(だれかととりかえたい)

誰かと取り替えたい

(だからまいとしさがしにでるのさ)

だから毎年探しに出るのさ

(もうちいさくてもおおきくても)

もう小さくても大きくても

(まんなかわけもかつらも)

真ん中わけも桂も

(くろかみしらがにあかいかみ)

黒髪白髪に赤い髪

(あたまならいいのさ)

頭ならいいのさ

(ひづめのおとこだまして)

蹄の音こだまして

(きりとるあたまをさがす)

切り取る頭を探す

(であったらにげるしかない)

出会ったら逃げるしかない

(りくつはつうじないこわいやつ)

理屈は通じない怖いやつ

(このはなしをしんじないって？)

この話を信じないって？

(おれは１ねんまえやつにであった)

俺は１年前奴に出会った

(すがたをみつけるやいちもくさんおれはたににかかるはしにむかった)

姿を見つけるや一目散俺は谷に架かる橋に向かった

(いちどはしをわたってしまえば)

一度橋を渡ってしまえば

(もうおってはこられない)

もう追ってはこられない

(だからこんやのおかえりはまずはしまでおおいそぎ)

だから今夜のお帰りはまず橋まで大急ぎ

(やつはぜったいたににいる！)

奴は絶対谷にいる！

(あたまをとられるな、きをつけろ！)

頭を取られるな、気をつけろ！

(ひづめのおとこだましてきりとるあたまをさがす)

蹄の音こだまして切り取る頭を探す

(であったらにげるしかない)

出会ったら逃げるしかない

(りくつがつうじないこわいやつ)

理屈が通じない怖いやつ