怪盗　【back number】

(じゃあちょっとめをとじてぼくのうでにつかまっておいてよ)

じゃあちょっと目を閉じて 僕の腕に掴まっておいてよ

(きみのえがおぬすむやつからきみをぬすむのさ)

君の笑顔 盗む奴から 君を盗むのさ

(ものがたりのなまえはふせたままはじめようつれさってとあいずをくれたら)

物語の名前は伏せたまま始めよう 連れ去ってと合図をくれたら

(ここからきみをうばってよぞらをぬけてほうせきみたいなまちをとびこえて)

ここから君を奪って 夜空を抜けて 宝石みたいな 街を飛び越えて

(きみがそうぞうしたことないくらいまぶしいせかいをみせてあげる)

君が想像した事ないくらい 眩しい世界を見せてあげる

(そのままうみをわたってはるかぜにのってにじをけちらしてそらにばらまいて)

そのまま海を渡って 春風に乗って 虹を蹴散らして 空にばら撒いて

(きみはきょうもあしたもきみのままでいていいんだよきみがいればぼくにふかのうなんかない)

君は今日も明日も君のままでいていいんだよ 君がいれば僕に不可能なんか無い

(もういかなきゃなんてがらすのくつでつきにでもかえるの)

もう行かなきゃなんて ガラスの靴で 月にでも帰るの？

(きみがどうひていしたってすてきなままだよ)

君がどう否定したって 素敵なままだよ

(きみとであえたぼくとであえなかったさきのぼくをくらべて)

君と出会えた僕と 出会えなかった先の僕を比べて

(ろんぶんにしたいとこだけどきみのさいぼうぜんぶの)

論文にしたいとこだけど 君の細胞全部の

(とうとさはきっとつたえられやしないきみじしんにきみをぼくがしょうめいするよ)

尊さはきっと伝えられやしない 君自身に君を僕が証明するよ

(これからきみをうばってよぞらをぬけてほうせきみたいなまちをとびこえて)

これから君を奪って 夜空を抜けて 宝石みたいな 街を飛び越えて

(きみがそうぞうしたことないくらいまぶしいせかいをみせてあげる)

君が想像した事ないくらい 眩しい世界を見せてあげる

(そのままうみをわたってはるかぜにのってにじをけちらしてそらにばらまいて)

そのまま海を渡って 春風に乗って 虹を蹴散らして 空にばら撒いて

(きみはきょうもあしたもきみのままでいていいんだよ)

君は今日も明日も君のままでいていいんだよ

(きみがいればぼくにふかのうなんかないない)

君がいれば僕に不可能なんか無い 無い