ココロフロート（feat. nicamoq）

(のみかけのふろーとにゅうどうぐもきみのわらうかお)

飲みかけのフロート 入道雲 君の笑う顔

(ぼくのこころほらとかしてゆく)

僕のココロ ほら溶かしてゆく

(まだとどかないおもいもきっとうかびあがるよ)

まだ届かない思いも きっと浮かびあがるよ

(あまくてにがくてまざりあう)

甘くて苦くて 混ざりあう

(すぐとなりできみがわらうのに)

すぐ隣で君が笑うのに

(ぼくはまだいいだせない)

僕はまだ言い出せない

(ちょっとあまるぬるいたんさんは)

ちょっと余るぬるい炭酸は

(なつのそらにはじけていた)

夏の空に弾けていた

(このままときがとまればいいな)

このまま時が止まればいいな

(とけたこおりはざんこくで)

溶けた氷は残酷で

(わかれのときはいつかくると)

別れの時はいつか来ると

(ぼくはぼくはのみこんでいた)

僕は 僕は飲み込んでいた

(いつかゆめにみたささやかなしゅんかんが)

いつか夢に見た　ささやかな瞬間が

(のみかけのふろーとにゅうどうぐもきみのわらうかお)

飲みかけのフロート 入道雲 君の笑う顔

(ぼくのこころほらとかしてゆく)

僕のココロ ほら溶かしてゆく

(まだとどかないおもいもきっとうかびあがるよ)

また届かない思いも きっと浮かび上がるよ

(あまくてにがくてまざりあう)

甘くて苦くて混ざりあう

(なにげないじかんもきっとたからものだよ)

何気ない時間もきっと宝物だよ

(さよならのときまではわらえるよ)

さよならの時までは笑えるよ

(まだとどかないおもいもいつかつたえられるよ)

まだ届かない思いも いつか伝えられるよ

(ほら、おわらないなつはずっとつづいてく)

ほら、終わらない夏は ずっと続いてく

(すぐとなりできみがわらってた)

すぐ隣で君が笑ってた

(せみしぐれぬるいかんこーひー)

蝉時雨 ぬるい缶コーヒー

(なんかいめかのなつはことしも)

何回目かの夏は今年も

(なにもなかったようにやってきた)

何もなかったようにやってきた

(このままときがとまればいいな)

このまま時が止まればいいな

(ねがいはいつもざんこくで)

願いはいつも残酷で

(わかれのときにしばられてるぼくは)

別れの時に縛られてる僕は

(またなつんまよいこむんだ)

また夏に迷い込むんだ

(いつかゆめにみたささやかなしゅんかんが)

いつか夢に見た ささやかな瞬間が

(やがていろあせてく、ふるいあるばむみたいに)

やがて色褪せてく、古いアルバムみたいに

(なにげないじかんもいつかわすれちゃうのかなあ)

何気ない時間もいつか忘れちゃうのかなあ

(さよならをいくつもかさねてってさ)

さよならをいくつも重ねてってさ

(ひとつあまるからのぐらすふっとおもいだすんだよ)

ひとつ余る空のグラス ふっと思い出すんだよ

(あまくてにがくてまざりあう)

甘くて苦くて混ざりあう

(のみかけのふろーとにゅうどうぐもきみがいなくても)

飲みかけのフロート 入道雲 君がいなくても

(ほろにがいおもいでをとかしてゆく)

ほろ苦い思い出を溶かしてゆく

(とどかなかったおもいもみんなたからものだよ)

届かなかった思いも みんな宝物だよ

(ふたりっきりのあまいなつ、きっとつづいてる)

ふたりっきりの甘い夏、きっと続いてる