タイピング

(ぼくとあいつのたたかいはあそこからはじまった。)

僕とあいつの戦いはあそこから始まった。

(あるひのことだ。ぼくはしずかにのどかなむらでくらしていた。)

ある日のことだ。僕は静かにのどかな村で暮らしていた。

(そんなときげんかんのとがなって、ぼくはげんかんにいった。)

そんなとき玄関の戸がなって、僕は玄関に行った。

(とびらをあけると、なぞのひとがたっていた。)

扉を開けると、謎の人が立っていた。

(「なんのようですか？」ときくと、「とりあえずあなたとはなしを)

「なんのようですか？」と聞くと、「とりあえずあなたと話を

(したいんです」といった。)

したいんです」といった。

(そのおとこはからいんとなのった。)

その男はカラインと名乗った。

(なんとそのおとこがいうには、きょうむらにばけものがおそってくるそうなのだ。)

なんとその男が言うには、今日村に化け物が襲ってくるそうなのだ。

(そのことをむらにつたえると、むらびとはあわてふためいて、)

そのことを村に伝えると、村人は慌てふためいて、

(だいたいのひとはへやにもどっていった。)

大体の人は部屋に戻っていった。

(そしてもどらなかったひとにぎりのひととぼうえいさくさくせんをたてることにした。)

そして戻らなかった一握りの人と防衛策作戦を立てることにした。

(とりあえずむらのまわりにぼうへきをたてることにした。)

とりあえず村の周りに防壁を立てることにした。

(ぼうへきをたてたので、ぼくらで、このむらのまわりをぼうえいすることにした。)

防壁を立てたので、僕らで、この村の周りを防衛することにした。

(ゆうがたになったころだ。けいびをしていたら、からいんがよってきて)

夕方になった頃だ。警備をしていたら、カラインが寄ってきて

(「もんすたーはよるにおそってきます！」といった。)

「モンスターは夜に襲ってきます！」といった。

(また、からいんがいうにはひがしからおそってくるらしい。)

また、カラインが言うには東から襲ってくるらしい。

(そしてよるになった。ぼくたちはげんかいたいせいでひがしをみはっていた。)

そして夜になった。僕たちは厳戒態勢で東を見張っていた。

(そのときだ。からいんがひがしのぼうへきからはいってきた。ぼくたちはとくに)

その時だ。カラインが東の防壁から入ってきた。僕たちは特に

(きにしなかったが、しんじつにきづいたのはその２０びょうごだった。)

気にしなかったが、真実に気づいたのはその２０秒後だった。

(ぼくはきづいた。あのからいんこそばけものなのだ。)

僕は気づいた。あのカラインこそ化け物なのだ。