緋ノ糸輪廻ノ　GEMINI

(むねのあわいかかえるつるぎ)

胸の間(あわい)　抱える剣

(からだをめぐるあかいきおくよ)

身体を巡る　緋(あか)い記憶よ

(ないてわらいあいしにくんだ)

泣いて笑い　愛し憎んだ

(わたしたちまたここにまじわる)

私たちまた　現世(ここ)に交わる

(そのきれいなひとみを)

そのキレイな眸を

(のぞきこめばよみがえるの)

覗き込めば　甦えるの

(まゆのなかよりそって)

繭のなか　寄り添って

(ゆめをはんだひび)

夢を喰んだ日々

(あるいはからめたゆび)

あるいは絡めた指

(たがいのちにまみれあまく)

互いの血に　塗(まみ)れ甘く

(ながれるときのかわへ)

流れる時の川へ

(ちったことを)

散ったことを

(りぼんとくさりで)

絹帯(リボン)と鎖で

(ふたつのさだめはむすばれ)

双つの運命は結ばれ

(いきてであいひかれあったの)

生きて出逢い　惹かれ合ったの

(それがなによりつよいぶきだわ)

それが何より　強い武器だわ

(やみもあくもおそれはしない)

闇も悪も　恐れはしない

(ふたりだけでもいまをたたかう)

二人だけでも　いまを戦う

(うつくしいめしあになれ)

美しい救世主(メシア)になれ

(ちじょうにさきにありきは)

地上に先にありきは

(たたかいですかあいですか)

戦いですか　愛ですか

(あなたをだきしめれば)

あなたを抱きしめれば

(わかるきがする)

分かる気がする

(だいじなそんざい)

大事な存在

(このてでまもるがしゅくめい)

この手で護るが宿命

(ししてめざめひとりをしって)

死して目覚め　独りを知って

(せつないよるをいくつすぎても)

切ない夜を　幾つ過ぎても

(とわにのこるぬくもりをいだき)

永遠（とわ）に残る　ぬくもりを抱き

(ひとはだれでもあるいていける)

人は誰でも歩いて行ける

(せいなるいのりつなげ)

聖なる祈り　つなげ

(むねのあわいかかえるつるぎ)

胸の間　抱える剣

(すはだをさぐるあついおもいよ)

素肌を探る　熱い想いよ

(ないてわらいあいしまなんだ)

泣いて笑い　愛し学んだ

(わたしたちまたここにまじわる)

私たちまた　来世(ここ)に交わる

(いきてであいひかれあったら)

生きて出逢い　惹かれ合ったら

(それがなによりつよいぶきなの)

それが何より　強い武器なの

(やみもあくもおそれはしない)

闇も悪も　恐れはしない

(わたしたちみないまをたたかう)

私たち皆　いまを戦う

(すべてのめしあとなり)

すべての救世主となり